週刊文春で“ダブル不倫”を報じられた斉藤由貴が3日夜、釈明会見を開いた。会見開始1時間前に会場に到着すると、すでに100人近い報道陣が集まり、TVカメラはポジションに三脚を据えていた。 このとき、事務所サイドから「会見時間は15分。レポーターの質問は一人一問。声かけで」と告げられた。 声かけ!? ははぁーん、“斉藤由貴シフト”を敷いてきたか、と思った。レポーターにとって、会見としては一番やりづらいパターンだ。 レポーターが本人を囲んで質問する「囲み会見」は、質問とは違った答えや本人が答えにくいことでも、隣にいるので、聞きたいところは何度でも質問できる。 本人が言い淀んだ瞬間に突っ込んだり、相手が息を吐いた瞬間に、次の質問ができる。場合によっては、本人の言葉を遮ってでも突っ込めるのだ。この矢継ぎ早の質問が、聞きたいことを逃さず相手から本音を聞き出せるというもの。同時に聞く側、聞かれ