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  • クララ・シューマンの手紙が発見された : クラシックおっかけ日記

    ピアニスト、作曲家としても知られているクララ・シューマンの直筆の手紙2通が発見されたそうだ。この手紙は1881年と1883年に書かれたもので、クララ・シューマンの弟子マリア・メッケンブルグの父に宛てて送ったもの。 当時マリア・メッケンブルグはシューマンはフランクフルトの音楽学校でクララ・シューマンに習っていた。最初の手紙は父親に対して試験の延期を伝えるもので、その後の手紙はとても上達したという報告らしい。 この手紙が物かどうかはまだ専門家によって鑑定されていないが、郷土資料館に所有されているもっと古い手紙の複写と筆跡が近いので、信憑性が高いと主張している。 この手紙はメッケンブルグ一族の老夫婦の家で発見されたのだが、夫婦は古い書類を箱詰めしてゴミとして出すつもりだった。郷土資料館の職員がそれをもらってきて調べたところ、貴重な手紙が見つかったのだとか。

    クララ・シューマンの手紙が発見された : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2019/02/18
    断捨離しなくてヨカッター!“この手紙はメッケンブルグ一族の老夫婦の家で発見されたのだが、夫婦は古い書類を箱詰めしてゴミとして出すつもりだった。郷土資料館の職員がそれをもらってきて調べた”
  • オペラ歌手の出演料 : クラシックおっかけ日記

    オペラ歌手の出演料はいくらか、というのに興味を持つ人はたくさんいるらしい。テレグラフ紙にこんな記事がでている。 この記事によれば、1960年代はオペラ歌手全盛時代で、1公演5万ポンド近い大スターもいたのだそうだけれど、現在はそんな事はない。数年前のメトロポリタンオペラの経営情報では、1公演あたり1万6千ドルが最高。これは手取りで税金は引かれるし、地元で出演するとは限らないから滞在経費は歌手が支払う。それにリハーサルは出演料は支払われない。それに1公演1万6千ドルというのはトップの20人くらいで、他の歌手はもっと少ない。だから人気歌手でも銀行のエクゼグティブのような大金を稼ぐことは出来ない。 オペラはリハーサルがあって効率があまりよくないが、リサイタルになるとより出演料が上がることもありようだ。大スターになると金持ちのパーティーなどで数曲歌うだけで、2万ドル以上という仕事もあるのだそうだ。

    オペラ歌手の出演料 : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2014/11/04
    そりゃあ、彼らが人より秀でている点は「大金を稼ぐ才能」ではないわけで。だから、優秀なマネジメント事務所が必要なわけだ。"人気歌手でも銀行のエクゼグティブのような大金を稼ぐことは出来ない。"
  • ローマ歌劇場の解雇反対運動 : クラシックおっかけ日記

    新シーズンの開幕を前にして、ローマ歌劇場はその後も混乱が続いている。 3千万ユーロの負債を軽減するために歌劇場が合唱団やオーケストラ約180人を解雇したがっている事が公表されて以来、反対運動が繰り広げられている。解雇された音楽家達はその取り消しと、負債削減のための交渉の継続を求めてデモを実行している。しかしながら劇場の人事担当であるStefano Bottaro はそれには応じていない。それでも今シーズンのオープニングの「リゴレット」の上演は行う予定らしい。労働組合の代表によれば、非公式の交渉も打ち切られている状態だそうだ。 これに対してイタリアのディーヴァ、チェチリア・バルトリはローマ歌劇場のマネージメントを批判している。それによれば、歌劇場は間違った人を解雇しているとのこと。オーケストラや合唱団ではなく、解雇すべきはマネージメントで、ムーティーを再びGMDに迎えるべきとのコメントを出し

    ローマ歌劇場の解雇反対運動 : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2014/10/24
    “これに対してイタリアのディーヴァ、チェチリア・バルトリはローマ歌劇場のマネージメントを批判している。それによれば、歌劇場は間違った人を解雇している//ムーティーを再びGMDに迎えるべきとのコメント”
  • 各地のオペラ座の経営状態 : クラシックおっかけ日記

    最近のオペラ関係のニュースを見ると経営に関するレポートが多い。その多くが財政危機を指摘していて、オペラの将来を考えさせられるものが多い。 昨日の日記にも書いたように、イタリアのオペラハウスはスカラ座を除いてどこも厳しい状況だ。ユーロ危機を受けての緊縮財政の結果、文化に対する補助金が大幅に削減されてしまった。ヨーロッパのオペラ座はどこも公的補助金に頼っているから、補助金が削減されると打撃が大きい。イタリア一のオペラハウスであるミラノ・スカラ座は政府からの補助金も多いし、新しく支配人に就任するアレキサンダー・ペレイラがたくさんのスポンサーを引き連れてきたので運営できているが、決して経営が安定しているわけではない。 ウイーン国立歌劇場はチケットの販売率がほぼ100パーセントと営業面では数あるオペラ座のトップにある。それでも政府からの補助金が過去10年近く同じ金額で、インフレやコストの増加を考える

    各地のオペラ座の経営状態 : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2014/08/16
    まさにそう。“最近のオペラ関係のニュースを見ると経営に関するレポートが多い。その多くが財政危機を指摘していて、オペラの将来を考えさせられるものが多い。”
  • モーツァルトの珍しい楽譜が発見された : クラシックおっかけ日記

    今日はちょっと面白い話題。モーツァルトの珍しい楽譜がイギリスのニューベリーで発見された。これは1765年に出版されたもので、少年モーツァルトがシャルロッテ王妃とゲオルグ3世に献呈したヴァイオリンとピアノのソナタ6曲。同じ版はもうひとつしか見つかっていない。 いったいどこから見つかったのかといえば、寄付の箱から。ヨーロッパやアメリカでは古くなった衣服や、CDなどを引き取って修理し、恵まれない人に配るチャリティ団体がある。だいたい街角に箱を置いて、要らなくなったものを集めている。モーツァルトの楽譜はこの箱から出てきた。当然寄付した人は不明。 受け取ったのはオックスファムというチャリティ団体で、寄付した当人がその価値を理解しているのかどうかを確認したいそうだ。でも誰が寄付したのかはわからないからどうするのだろう。寄付が確定した段階で、ロンドンのサザビーがオークションにかける予定だそうだ。

    モーツァルトの珍しい楽譜が発見された : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2011/06/23
    "少年モーツァルトがシャルロッテ王妃とゲオルグ3世に献呈したヴァイオリンとピアノのソナタ6曲。"
  • 小澤征爾、ウイーンの最後の半年をキャンセル : クラシックおっかけ日記

    を代表する指揮者、小澤征爾がガンの治療のため今後半年間のスケジュールを全部キャンセルするという。日のみならずウイーンや各地の新聞の記事にもなっている。たしかに年齢を考えれは病気もあり得るだろう。しっかり静養して元気に復帰して欲しいものだ。 指揮者の予定はかなり先まで決まっているので、大物指揮者がキャンセルすると関係者は代役探しで大変だ。小澤征爾は来週から4回ウイーンで「フィガロの結婚」を指揮することになっていたから、ホーレンダーは速やかに別の指揮者に頼まなければならない。そういう時はオペラ指揮界の2大お助けマンの一人、アダム・フィッシャーの登場です。(勝手に選んだもう一人はペーター・シュナイダー) アダムは今日からチューリッヒで「イル・トロヴァトーレ」が4回あり、その後にウイーンで「オテロ」と「ドン・ジョバンニ」がある。ウイーンのフィガロは上手いことに1日もチューリッヒに重ならないか

    小澤征爾、ウイーンの最後の半年をキャンセル : クラシックおっかけ日記
  • オペラの字幕について : クラシックおっかけ日記

    「コジ・ファン・トゥッテ」の映像は時差中継の関係で字幕が無い。リブレットはPDFファイル形式でダウンロードできるので、気になる人はこれを片手に鑑賞ください。 ヨーロッパではオペラやコンサートをテレビで放送することが多いので、時々DVDレコーダーで録画している。レコーダーでも簡単な編集は出来るのだけれど、使い勝手が悪いので残したいものは一旦DVDに焼いてからPCに取り込み、オーサライジング・ソフトを使ってトラックやメニューを作成している。これだと市販のDVDのように再生できる。 このソフトウェアは2ヶ国語の字幕をつけることが出来るのだが、今までは試したことはなかった。2007年のブダペストの「ニーベルングの指環」の前半2作の記録映像を貰ったので、ドイツ語の字幕をつけてみることにした。まず試しに一番短い「ワルキューレ」の1幕に挑戦。 リブレット自体は公開されているから、ネットを探せば電子化され

    オペラの字幕について : クラシックおっかけ日記
  • オペラのPVに関する考察(3) : クラシックおっかけ日記

    keyakiさんや古都百話さんからコメントをいただいた。感謝。オペラのスクリーニングはイタリアでも始まっているみたい。入場料や会場などは各国の事情が異なるのだろうが、メトのライブ・ビューイングは映画に比べるとかなり高い。それにオペラは時間が長く4時間くらいは普通だから、長くても2時間ちょっとの映画を観る予定の人が簡単に乗り換えるとも思えない。メトの支配人ピーター・ゲルプはどうしてこんなことを思いついたのだろう。劇場支配人の視点で考えてみよう。 会社の社長の業績を評価する指標には、総売上、収益、会社の株価など色々ある。では劇場の支配人の業績はどうやって評価するか。収益の出る劇場なんて無いし、インフレで物価水準は上がるから、総売上では前任者との比較が難しい。良く使われるのが集客率。これは販売したチケット数を座席総数で割ったもの。つい先日シーズンの終わったバイエルン国立歌劇場は97.5%という数

    オペラのPVに関する考察(3) : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2008/08/07
  • オペラのPVに関する考察(4) : クラシックおっかけ日記

    読者のひろとさんは実際にメトのライブ・ビューイングをご覧になったとの事。昨日のエントリーにトラックバックしていただいたので、興味のある方はこちらもどうぞ。でもパブリック・ビューイングについて書くとコメントもたくさんいただいたし、訪問者も少し多くなった。やっぱり興味のある人は多いらしい。 今日はオペラのPVに関する考察のまとめ。ごく個人的の主観で行きたいかどうかをタイプ別に考えてみよう。ただし、アダム・フィッシャーに関係の無い公演と仮定する。もし関係があったら時間とお金ががあれば何でも行く。 タイプ1−無料の野外イベントとしてのPV これはオペラを目的にするならは行かない。こんな状態で観ても楽しめないし、物と異なる印象を持ってしまう。サッカーの試合なら勝ち負けやゴールなど、周りの人と感動を共有できるが、オペラの場合感動するポイントは人によって異なるから、わざわざ集まって見なければならない理

    オペラのPVに関する考察(4) : クラシックおっかけ日記
  • オペラのPVに関する考察(1) : クラシックおっかけ日記

    最近オペラのパブリック・ビューイング(以下PVと書く)が盛んだ。PVとは複数の人が集まって、実物ではなく映像を大画面で見ること。日ではメトロポリタン・オペラのライブ・ビューイングが知られているが、ヨーロッパでもミュンヘンやチューリッヒなどはOper fuer alleと題してここPVをやっている。でもヨーロッパのOper fuer Alleとメトのライブ・ビューイングは根的にコンセプトが違うと思う。 ヨーロッパの劇場のPVは大抵劇場の外の広場などに巨大なスクリーンを立て、そこに劇場でやっている事を映し出すもの。多分広場の周りには飲み物のスタンドなんかが出ていて、演奏の最中に歩き回ろうと飲しようと自由。音響や映像の質はテレビ映像と同じくらい。芸術性云々より、人の集まる野外のイベントという感じ。 もちろんPVを見てオペラに興味を持つ人はいると思うけれど、このタイプのPVと物のオペラは雰

    オペラのPVに関する考察(1) : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2008/08/05
  • オペラのPVに関する考察(2) : クラシックおっかけ日記

    昨日に続いてオペラのハブリック・ビューイング(PV)に関する自分勝手な考察。 公的補助金を受けるために、普通の人の役にも立つところを示さなければならないヨーロッパのオペラ座と違って、メトロポリタン・オペラは殆どオペラ好きの個人や法人からの寄付により運営されている。だから無理してOpera for allなんていう企画を立てて、何万人という通常のオペラ公演よりもはるかに多い観客を相手にする必要は無い。しかし、さすがにメディア戦略の上手いピーター・ゲルプの事、映像を顧客の増加に繋げる方法を思いついた。 ちょっとした街なら劇場のあるドイツやイタリアと反対に、アメリカはオペラ劇場が少ない。メトはその少ない中でも頂点になるわけだけれど、実際に見られる人はニューローク近郊の住人か旅行者だけ。でも過去60年以上土曜日のマチネーをラジオで生中継しているから、潜在的な観客はたくさんいる。ラジオの代わりに映像

    オペラのPVに関する考察(2) : クラシックおっかけ日記
    mayumiura
    mayumiura 2008/08/05
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