昨年12月23日。この日、天皇陛下は80歳の傘寿を迎え、天皇の「お言葉」がマスコミに配布された。「お言葉」は同日各メディアによっていっせいに報じられたが、重要部分を“意図的に”カットしたメディアがあった。それが公共放送局のNHKだ。 「重要部分とは、ずばり天皇陛下が語った護憲とも取れる部分です。朝日新聞や毎日新聞はこの部分をしっかりと掲載しましたが、読売新聞はかなり意図的に端折って要約していた。問題はNHKが、この部分の一切を削除していたことです」(大手紙宮内庁記者) 削除された天皇の「お言葉」の該当部分は以下のようなくだりだ。 「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いてい
『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系列)などで、先鋭的な視点と歯切れのよい物言いを武器に、政治や経済、社会など幅広い領域の問題について、大胆かつ過激に切り込むジャーナリスト・田原総一朗。 厳しい横顔でパネリストたちの激論を繰る彼だが、その裏には、知られざる秘めた愛の軌跡があった。 元日本テレビアナウンサー・節子氏との、長年にわたる不倫である。 互いに家庭のある身でありながら、どうしようもなく惹かれ合っていく男女。しかしふたりは決めた。ふたつの家庭の中で、責任をもってそれぞれの家族を守り、互いにそれを侵さないと。 時は流れ、田原氏が前妻を看取って6年。 「結婚しようか」 「そうしようか」 ――ようやくふたりが手を取り合うときがきたのである。出会いから27年。不器用にも深く結ばれてから22年の月日が流れていた。 しかし、再婚した妻を病魔が襲う。乳がんだった。病床の妻を支え続け、後追い自殺すら考え
Ustream番組『UstToday』出演中のUstream Asia社長・中川具隆氏(13年)。この時はUstreamの広告塔として、番組やセミナーの出演を積極的にこなしていた。 インターネットサービスの栄枯盛衰は、あまりにスピードが速い。5年前に時代の寵児となったライブ動画配信サービス・Ustreamが、2016年1月にひっそりと日本での展開を終える。 12月1日にソフトバンクの子会社・Ustream Asiaが、アジアでのサービスを本国アメリカのUstream, Inc.に移行すると発表した。Ustream Asiaは日本・韓国を含むアジア地域でのサービスを独自にカスタマイズし提供していたが、これをアメリカに返すかたちだ。 一言でまとめれば、Ustream日本法人の撤退、だろう。Ustream自体は今後も日本から利用できるが、ソフトバンク子会社が提供してきた日本語トップページや、日本
「お金を得る手段は書くことしかないけれども、お金のために書いているわけではない」(柳氏)/写真:山本宏樹 芥川賞作家の柳美里氏が、3月に上梓した『貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記』(双葉社)が話題になっている。昨年10月に柳氏が公表して話題となった雑誌「創」(創出版)の連載エッセイの原稿料未納問題や、困窮のためネット回線が止められ、公共料金や仕事の電車賃、あげく食費にも困るという作家の実情がつぶさに書き綴られているのだ。柳氏ほどの著名な作家がなぜここまで生活に苦しむことになったのか……その理由を自らが語った。 –いつから、なぜ、困窮するようになったのでしょうか。 柳美里(以下、柳) 困窮の理由はふたつあります。ひとつは、2004年ごろから断続的にひどい鬱状態に陥ることがあり、その間はトイレに行くにも起き上がれず、幻覚・幻聴も強く、「書かなければ」と思ってもまったく書けない状態になってしまい
生化学分野に精通し、サイエンス・コミュニケーターとしても活動するほか、教育機関で教鞭も執っているへるどくたークラレ氏が、薬局で買える医薬品や健康・栄養食品を分析! 配合成分に照らし合わせて、大げさに喧伝されている薬や、本当に使えるものをピックアップする。 どこの家にも会社にも、常に身近に置いてある絆創膏。「絆創膏なんてどれも同じようなもの」「どれを買えばよいのかなど、深く考えたこともない」という人が大半だと思います。 薬局・薬店やコンビニエンスストアなど(以下、薬局等)の店頭では、さまざまな絆創膏が売られております。正しい絆創膏の使い方を知って、適切な絆創膏を常備しておきましょう。 ●絆創膏の意味 ところで、切り傷や擦り傷は乾燥させるべきか、それとも密封すべきか、どちらがきれいに早く治るでしょうか? 結論からいうと、どちらも傷口をいじらない限り、治る速度は大差ありません。しかし、治った痕を
筆者が3月に上梓した『じつは怖い外食』(ワニブックス)がおかげさまで販売好調で現在7刷りとなり、本書に関する講演やセミナーのご依頼を多数いただいております(来年4月に続編出版予定)。そうした講演などの場で出席者の方からよくいただくご質問が「コンビニエンスストアでお弁当やお惣菜などの食料品を買う際の、選び方やよい組み合わせを教えてください」というものです。 しかし、そうした質問に対しては「お答えできません」と回答しています。なぜなら、そのようなものはないからです。コンビニで売られている食料品を食事にしている方は多いですが、そういう方々に対しては、「真っ当な店で食事をするか、ご自分で料理をしてください」とお伝えしたいです。「健康的な食事を毎度しようとすれば、かなり負荷がかかる」と考える方が多いと思いますが、たとえ一人暮らしであったとしても、家庭内に料理するためのシステムがあれば、相当の簡略化が
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