新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、中国からの技能実習生が働く北海道の牧場では実習生の帰国や新たに受け入れる実習生の入国の見通しがたたず、不安を募らせています。 このうち、4人はいずれも中国・湖北省の出身でことし4月に実習期間を終え帰国する予定でした。 しかし日本と中国を結ぶ航空便の運休が広がっていることや、中国国内での感染に終息の兆しが見えないことから、予定どおりに帰国できるのか不安を募らせています。 このうち韓瑞テイさん(30)は湖北省に住む夫と9歳の長男、それに両親の状況を心配し毎日、電話をかけているということです。 韓さんの家族は体調に問題はないということですが、現地では、外出をせずに自宅で過ごし続けているほか、長男の学校は休校が続いているということです。 韓さんは「家族の健康が不安です。早く家族に会いたいので4月に中国に帰りたい」と話していました。 また、この牧場では来月、湖北