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  • 稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』感想〜万人の万人に対する象徴闘争から覚醒させられる「編集権の簒奪」というチートスキル - 太陽がまぶしかったから

    映画を早送りで観る人たち なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。なんのために? それで作品を味わったといえるのか? 著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか? いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか? あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書) 作者:稲田 豊史光文社Amazon 書は『「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来(稲田 豊史) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)』から始まった早送り論についての、派生記事のとりまとめや書き下ろしを含んだ総括である。コンテンツの消費者にも、脚家にもインタビューしており、ま

    稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』感想〜万人の万人に対する象徴闘争から覚醒させられる「編集権の簒奪」というチートスキル - 太陽がまぶしかったから
    mazmot
    mazmot 2023/06/26
    時間は有限であるが、経験は蓄積性がある。医療や衛生の発達によって健康な老人が増えていくことと最近別で話題になった世代性の消失と、このあたりを考え合わせるとさらに興味深い。
  • 買うはよいよい処分は怖い家電やエアロバイクは最初から処分料を上乗せして価格に反映すべき - 太陽がまぶしかったから

    エアロバイクの処分で散財 ガジェット類の箱や付属品なども取っておいたので想像よりはお金が戻ってきたが、その20倍以上は払ってきている。これには「その時は必要だった」という観点と「当時の自分は馬鹿だった」という観点がある。また新しいものを買いたくなった時の熟慮を促すためにも「痛み」を感じられて良かったとさえ思っている。 部屋や押し入れを片付ける過程で売却や無料で引き取ってもらえたものは良かったのだけど有償の不用品処分になるものもある。一番大きいのはエアロバイクエアロバイクそのものは活用していたのだけど、1年もしないでギヤやペダルがカクカクするようになってしまった。 修理依頼や行政の粗大ゴミで出すことも検討したが、車もないし、ひとりでマンションから運び出すことすら無理がある。仕方なく廃品回収業者に頼んだら2.5万円の請求。分解できれば軽トラック積み放題プランなどで安くできそうだったが、下手に

    買うはよいよい処分は怖い家電やエアロバイクは最初から処分料を上乗せして価格に反映すべき - 太陽がまぶしかったから
    mazmot
    mazmot 2021/09/17
    エアロバイクは屑鉄屋が喜んで引き取ってくれた。実家に2台あったからなあ
  • 独り暮らしの自炊で食費を節約できているのは同じ食材を食べつづけられる特殊能力者だからかもしれない - 太陽がまぶしかったから

    今週のお題「おうち時間2021」 まあそんなことしなくても普通の生鮮料品店で1週間の予算をちゃんと決め、献立を考えて買い物し、冷凍庫をうまく使えば安くあがるのは間違いない。ただし、そんなことができる人間はそんなに多くはないに違いない。人類の大半はもっと場当たり的で計画能力がない。 この指摘自体はそうだと思うのだけど、もっと重要な観点として「毎回ちゃんとした事をしたいか?」という概念の有無が大きいのではないかとも思う。自分自身は自炊になってかなりの節約や健康志向ができているけれど、生鮮材を使い切ろうとしながら毎日異なる複数品目を作るのはすごく難しいし、できるわけもない。 「料理できる系男子です」って言ってくる人の知識と舌を確かめるには「お味噌汁どうやって作ってるんですか?」って聞くのが1番いい。出汁とったり顆粒だし入れずにペーストの味噌だけで作ってる人の"料理出来るレベル"と"それ

    独り暮らしの自炊で食費を節約できているのは同じ食材を食べつづけられる特殊能力者だからかもしれない - 太陽がまぶしかったから
    mazmot
    mazmot 2021/05/14
    品数=人数の法則というのが自分にはあって、ひとりのときはおかずは一品だけど、2人いれば2品になる。3人家族なら3品で、それなりにふつうの食卓。これが10人集まった宴会とかだと…
  • 逆感情労働としての精神的勝利法が福利厚生となる顧客見下し型サービス業 - 太陽がまぶしかったから

    顧客見下し型サービス業の増加 メモには「親代表の一括請求の子番号です。つまりクソ野郎。」などとして親が支払っているので“お金に無頓着”だとして新料金プランに変えてディズニー公式動画配信サービス「Disney DELUXE」を付け、さらに「いちおしパック」をつけるように他の店員に指示している内容となっています。 携帯電話会社やPCデポや保険営業などの情弱ビジネス問題について、元々は競争環境の激化の中で「仕方なく情弱を狙わざるを得ない状況」があったのだろうけれど、ここのところで嬉々として「自分よりも楽に生きている情弱に勝って見下したい」という方向性にマインドセットが変わってきたとのではないかと思われる事象が増えてきた。 逆感情労働としての精神的勝利法 顧客の利益と会社の利益が相反しえる分野で歩合性の成果を求められると邪魔になるのは羞恥心や倫理観となるから、それらを「目の前の相手との勝負」に置き

    逆感情労働としての精神的勝利法が福利厚生となる顧客見下し型サービス業 - 太陽がまぶしかったから
    mazmot
    mazmot 2020/01/13
    「あいつらからは搾り取ってええねん」という感情を最初に利用したのはスターリンあたりなんやないかな
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