1996年からインターネットの第一線で活躍している林雄司氏は、「Webやぎの目」や「デイリーポータルZ」から生まれた様々な書籍やイベントも手がけている 林雄司氏は、1996年からWebサイト「Webやぎの目」を運営し、そのなかのコンテンツから「死ぬかと思った」シリーズや「やぎの目ゴールデンベスト」などのヒット書籍を生み出してきた、ネット界の著名人の一人だ。 さらに2002年からは、勤務先のニフティで情報サイト「デイリーポータルZ」(以下、DPZ)のウェブマスターを勤めており、個人と法人両方の立場で幅広く活躍している。DPZでは自ら筆を執るとともに、大山顕氏や乙幡啓子氏、萩原雅紀氏、ヨシナガ氏など、個性的なライター陣の企画にもアイデアを提供してきた。 注目したいのは、これだけ多彩な表現媒体を持ちながらも、活動の起点といえるWebサイトの雰囲気をどの場面でも保ち続けていることだ。メジャー色にも
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