青森グルメといえば何を思い浮かべるだろうか。特産品としてはりんごが有名で、最近では郷土料理のいちご煮が注目を浴びていたり、B級グルメとしてはつゆがかかった黒石焼そばがある。少し前からは、せんべい汁が脚光を浴びている。さらに、食通ならば大間のマグロもはずせないところだろう。本州最北端の青森は、何気にグルメな県なのである。ここからは、8月2日〜7日に開催されたねぶた祭りとあわせて、青森グルメを紹介していこう。今回は女性2人の旅を青森県庁観光課の森庸宏さんに案内していただいた。 大間のマグロ、の前に恐山へ こちら、本州最北端・大間岬の灯台 まずは、いきなりいっちゃいましょうか、大間のマグロ。皆さんが「大間のマグロ」と言っているのは本マグロ(黒マグロ)のことで、マグロの中でも特に大型である。高級マグロとして知られるのだが、平成13年の東京・築地市場の初セリで約200kgの大間のマグロに2,020万