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今年の2月に、岩波文庫の青帯で西洋思想がどこまで読めるかというリストを作った。 ここまで読める、連れて歩ける→岩波文庫青帯で読める西洋思想の基本書70冊 読書猿Classic: between / beyond readers それから、その時(青帯故に)落っこちた社会科学系の古典について(岩波文庫に限定せず)文庫でどこまで読めるかというリストを先週作ってみた。 文庫でここまで読める、社会科学の古典150冊 読書猿Classic: between / beyond readers そうしたら、なんとなく予想はしてたのだが、「フランス現代思想が入ってない」というクレームが来た。 誰かがとっくにやっているような気がしたのだけれど、そうでもないようなのでリスト化してみる。 「フランス」現代思想なので、フランクフルト学派やガダマーやサイードはご遠慮願った。 カンギレム(1904 - 1995)のよ
『からだの一日 あなたの24時間を医学・科学で輪切りにする』を読んだ。 からだの一日―あなたの24時間を医学・科学で輪切りにするposted with AZlink at 2013.3.21ジェニファー アッカーマン,Jennifer Ackerman,鍛原 多惠子 早川書房 売り上げランキング: 228602 Amazon.co.jp で詳細を見る 最近、NEATという言葉をよく耳にしませんか。NEETじゃなくてNEAT。NEATは Non-Exercise-Activity-thermogenesis の略で、日本語だと非運動性活動熱発生とか言ったりするようです。要するにジョギングやウォーキングなどのエクセサイズ以外の活動によるエネルギー消費量のことです。「そわそわした身ぶり、姿勢を変える仕草、立っていること、歩くこと、指やつま先で机や床を叩く」などが含まれるわけです。 それで、最近な
まぎれもない名著です。僕はあまり人に本を勧めない性質ですが、これは自信を持って勧めれます。 謎の独立国家ソマリランド 作者: 高野秀行出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2013/02/19メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (68件) を見る先日やっと高野秀行さんの『謎の独立国家ソマリランド』を読了した。かなり分厚い本だが読むのが苦にならない本だった。それは、著者の難しい事を書かずに解りやすく書く力によるものだと思う。最近読んだ本で一番心に残った本なので感想を書きます。 まず、この本で心に残った言葉が以下である。これは深い、戦争が大嫌いになった日本はいいケンカの仕方を忘れているのかもしれない。 「ソマリランドの人間は戦争が好きなんだよ」一瞬聞き違いだと思った。「南部の人たちがすきなんでしょう?」と聞き直した。「ちがう。戦争好きなのはソマリランドの人
なんと言ってもまず、「水島シェフのロジカルクッキング 1ヵ月でプロ級の腕になる31の成功法則(水島弘史)」(参照)。強火にしない調理法の水島シェフの調理集なのだが、もう虎の巻みたいな本。31のレシピが素っ気なく載っているだけ。これで出来るの?と思ったけど、実際の手順はファンプラスというサイトに動画で掲載されているので、それを見るとよくわかる。公開鍵暗号方式じゃないけど、動画だけ見てもわからないというのもミソ。 この素っ気ない31のレシピがすごいのなんのって、手順どおりに作ってみるとわかりますよ。で、やってみた感想その2としては、私が料理が下手なのか、うまくいかないこともある。従来通り、料理がうまくやってこれた人は、こんなまどろっこしいことやってらんない、ということもあるんじゃないか。しかし、そこもポイント。 帯に「料理の革新!」とあるけど、まったく違った手法で調理してみるというのは、初心忘
こんにちは。米澤です。 先日、ちょっと仕事の手が空いたので、パソコンのデスクトップを掃除しました。 あまりデスクトップにアイコンは置かない主義なのですが、仕事が立て込むと「小説本体」「小説のプロット」「小説のボツ文」などなど、何かと物が増えて困ります。 さて、そんなデスクトップで、数々のアイコンに紛れていたテキストファイルを見つけました。 ファイル名は「折木の本棚.txt」。〈古典部〉シリーズの主人公、折木奉太郎の部屋に並んでいる本をリストアップしたもので、以前メディアミックスの機会を頂いたとき作画の参考になればと作りました。 何しろ折木奉太郎と私は読書の趣味が違いますので(彼はあまりミステリを読みません!)、ああでもないこうでもないと試行錯誤するのが楽しかった記憶があります。 ところどころに変な本が入っていますが、それはたぶん、折木供恵が残していった本です。 蛇足と思われる方もいらっしゃ
サークルHappa(おーみや氏)のコミティア100新刊・オリジナル同人誌『余命100コマ』が、メロン秋葉原店に12日に入荷してる(メロン専売)。 サークルさんのブログ(5月3日更新分)によると『いつも出しているフルカラーのイラスト本とだいぶ感じが違って、モノクロの漫画のみ(表紙二色刷り)の本で、100コマで死ぬ女の子のお話』な、死神に「あなたの寿命はあと100コマです」と宣告された女の子が、1コマごとに顔に書かれた数字が増えていき、100コマ目で死亡するオリジナル同人誌。 実際のこの女の子は、学校卒業までにほとんどのコマを使い果たし、メロン秋葉原店のPOPは『この少女、100コマ後に爆死。マンガならではの表現!”100コマ”という時間をどう表すか必見デス!』で、ふぃふとの貯金箱。さん『テンポよく進んでいき、特に終盤のページはとってもゾクゾクしました』とのこと。 なお、同人誌『余命100コマ
1,050 円(税込) COMIC ZIN / とらのあな / メロンブックス / まんだらけ / タコシェ 2011年12月29日 初版 2011年8月29日 第2版 目次 ■インタビュー 地図と聖地と千年の魔法 片渕須直 (構成:反=アニメ批評) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ■レポート 場所と人の間に入り交じる幻想 ―― 「とよさと!」仕掛け人に訊いてみる 豊郷小学校旧校舎群と桜ヶ丘女子高等学校のこと 『けいおん!』聖地巡礼 (構成:みやじ・はるを・よしたか) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ■座談会 背景か
2023/08≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫2023/10 天乃忍「ラストゲーム」(1) 九条は女の子なんだって 気づいてしまった ■父親は大手リゾート会社の社長、勉強は常にトップで運動会でもヒーロー、見ためも良くってスカウトだって数えきれない…そんな超完璧少年・柳の前に、転校生・九条が現れ、勉強・運動で惨敗!人生初の屈辱に、柳は九条への雪辱を決意。おぼっちゃまなのに同じ公立中学、高校へと進学する中、「惚れた方が負け」という言葉を耳にし、柳はあることを決意する…。10年に渡る2人の勝負が、今始まる…!! 「片恋トライアングル」(→レビュー)、「夏のかけら」(→レビュー)などを描かれている天乃忍先生の新連載です。描かれるのはとある男女の10年間。小学校の出会いから、物語は始まります。顔良し、頭よし、家柄良し、運動
[読了時間:2分] 「アプリやウェブサイトがどんな風にプログラムされているか知りたい」「プログラミングしてみたい」そう思う人がジワジワ増えている。TechWaveでは、そんな初心者の夢を実現するのに最適といえるUEI(ユビキタスエンターテインメント)の「enchant.js」に注目してきたが、そのバイブルとも言える教科書本「HTML5とJavaScriptでスマートフォンゲーム作成! ゼロからはじめるenchant.js入門【公式ガイド】」が遂に発売となった。 若干技術用語が入ってくるが、検索しながら、かつ投稿コンテストサイト「9leap」などで公開されている大量のサンプルコードを見ながら進めれば表題の通り3時間あれば誰でもゲームを作れてしまう良書だ。「またまた、マスダさん御冗談を」という人も是非書店で手に取って頂きたい。 プログラミングの興奮を全ての人に 実際、enchant.jsでは小
ちくま新書から出た分析哲学の入門書。 分析哲学の入門書というと、先日、講談社選書メチエから、八木沢敬『分析哲学入門』という本も出ているが、この両者はある意味ではよく似ているし、ある意味では結構違う。 どちらも分析哲学とは何かというところから始め、言語哲学について説明したあと、クリプキを挟んで、心の哲学と形而上学へと至るという構成になっている。 新書と選書という違いはあるが、どちらも大体同じページ数であり、コンパクトながらもぎゅっと詰め込まれている。どちらも入門書として丁寧に書かれていると思う。 両者の共通点として、入門書としては珍しく、筆者の自説が展開されているところもあるだろう。青山本におけるそれは後述するが、八木沢本では例えば様相実在論の主張などがそれにあたる。 この両者の違いはいくつかあるが、まずは文体の違いが大きいだろう。 心の哲学における機能主義について説明しているところから引用
現実はSFよりもSFだ。しかも、SFよりも「お約束」な展開が恐ろしい。 革新のスピードが速すぎて、考えるのをやめ、「なりゆきを見守っている」のが、現状になる。SF好きには堪らないだろう。なんせ、ロボット兵を作り出すアイディアを、SFから拝借しているどころか、SFでもやらないベタな地雷を正確に踏んでいるのだから。 軍用ロボット技術の現状を洞察し、イラクやアフガニスタンで活躍する無人システムを、(良いとこ悪いとこ含めて)解説する。紹介される無人偵察機やロボット兵はSFまんまだけれど、だいたい想像つく。むしろ、使い勝手の良さや、ユーザ巻込み発想はスゴい。 たとえば、ルンバで有名なiRobot社のPackBot(パックボット)は、箱から出してすぐ使える。8つのペイロード・ベイがあり、地雷探知機や生物化学兵器センサー、ズームカメラなど何でも搭載できる。イラクではカメラ+かぎ爪を組み合わせ、遠隔地から
文章を読むときのアタマの情報処理は、大きく分けると次の2つがある。 文章から情報を組み上げる(文章→アタマ)処理と、頭の中の情報を本の情報と結びつける(アタマ→文章)処理だ。 すぐにわかるように、自分の中に、その本の内容と結びつけるものが少ないと、文章から情報を組み上げる(文章→アタマ)処理が優勢となる。 実は、文章から情報を組み上げる(文章→アタマ)処理だけの読書はつまずきやすい。 頼りになるのが文章から来る情報だけになるから、単語や語句に、文や段落のつながりに、文章のテーマや取り上げられるトピックに、そのどこかに分からないところがあると、途端に理解に支障が出るからだ。 逆に、自分のアタマから文章へ向かう情報が豊富だと、文章から来る情報に不明な点があっても、何とか進むことができる。 このことは、特に難しい本や外国語の本を読むときには、心にとめておいた方が良い。 アタリマエのことだけれど、
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