生物学者が扱えるような超解像度顕微鏡がデビューしたのは少し以前の話になります。 しかしながら、デビューしても扱う機会は大変少なかったのではないでしょうか。 多少なりとも時間が過ぎた、まさに今、だんだんと使用者が増えているように感じます。 簡単にですが、 これら超解像度顕微鏡がそれぞれどのような空間分解能をもっているか。 紹介にあたっては、2010年にJCBにて以前出ていたReviewのFigが大変わかりやすいので、簡単に紹介したいと思います。 では、早速、下の図を見てみましょう。 JCBより転載 CLSM(confocal laser scanning microscopy)は共焦点レーザー走査型顕微鏡 (共焦点顕微鏡, wikipedia)です。 CLSMはピンホールを利用することで、焦点面以外からくる余分な光(つまりボケ)を取り除くことができます。 超解像度顕微鏡が出る以前は共焦点顕微