赤いボディーにシロクマが描かれた日本コカ・コーラグループの自動販売機は、夏場の各種イベント会場にも設置されている。実はこの自販機、朝7時から深夜23時までの最大16時間、冷却のために電力を使わず、夜間だけ冷却する「ピークシフト自販機」だ。東日本大震災直後の平成23年夏、電力不足が深刻になる中、大手飲料メーカーなどでつくる全国清涼飲料工業会は、東京電力管内の自販機約87万台の冷却機能を3交代で止めることを迫られた。これを機に飲料最大手として、日常から昼間の電力削減に先行して乗り出した。
男性にもお姫さま気分を-。福井市の冠婚葬祭専門の貸衣装店「マリーマリエ」が、男性向けに花嫁衣装などのドレスを貸し出して写真撮影するユニークな「男性版お姫さま体験」を売り出している。県外から来客が相次ぐなど好評で、ブライダル業界関係者からも注目されている。 衣装室にはリボンやビーズなどの装飾が施された黄色や水玉、ピンクといった花嫁衣装100着が並ぶ。男性でも着られるよう、胸や胴回りに布をあてがい、仕立て直すことが可能。 男性客はまず近くの理髪店でひげをそり、洗髪。好みの衣装を選び、口紅、ファンデーションをしてかつらをかぶる。カメラマンが「かわいいね」などと声をかけて気分を高め、写真は美肌補正する。 女性が華やかな衣装で写真撮影できる企画に、県外の男性から問い合わせや申し込みが相次いだのがきっかけで昨年から開始した。平日は3万9800円、土日と祝日は5万9800円(いずれも税別)。ブライダル業
第一線で活躍する女性研究者が経験を語る「無限に広がるリケジョの未来」が9日、姫路市南駅前町のホテルで行われ、理系を目指す約200人の中高生や大学生が耳を傾けた。 兵庫県立大女性研究者支援室などが主催。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の高橋政代プロジェクトリーダーらが講演した。 高橋リーダーは、目の難病の患者に人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を移植する計画を解説。「諦めず、挑戦する勇気を持てばチャンスは必ず訪れる。評論家にならずプレーヤーになってほしい」としたうえで、「女性の強みを生かせる場面は必ずある」と強調した。
日清食品は、電子レンジで調理する即席カップライス商品の「日清カップカレーライス」を、「日清カレーメシ」としてリニューアルする。4月7日に「中辛」「辛口」「大辛」「トマトカレーメシ」の4商品を発売すると、25日に発表した。 同社はラーメンなどの即席麺に続く主力商品として、電子レンジ調理の即席商品の拡充を進めている。2010年に「カップヌードルごはん」を発売したのに続き、13年9月にはカップカレーライスの販売を始めた。販売は好調だったが、ご飯とルーが混ざった状態でできあがるため、「カレーライスではない」といった意見もあり、今回「カレーメシ」として、新ジャンルの即席食品としててこ入れする。 カップに水を入れ、電子レンジで温めるとすぐに完成するというのは従来と同じ。ルーのこくやボリュームは増やしたほか、新たにトマトカレーを追加した。価格はこれまでと同じ208円(税別)。 新ジャンルとして商品提供と
「小保方さん気付かなかった」 理化学研究所などが英科学誌ネイチャーに発表した新型万能細胞「STAP細胞」の論文に不自然な画像があると指摘された問題で、共著者の若山照彦山梨大教授は24日、産経新聞の取材に対して単純ミスによる画像の誤掲載があったとして、論文を修正すべきだとの考えを明らかにした。研究の成果自体に問題はないとしている。 若山氏によると、筆頭著者の小保方(おぼかた)晴子・理研研究ユニットリーダーは「指摘されて初めて(ミスが)分かった。全く気付かなかった。研究そのものを疑われるのは悔しい」と話しているという。 論文では、異なる実験で作ったはずのマウス胎児の画像2点が酷似していた。 若山氏は「不作為の単純ミスだと思う。画像は数百枚あり、小保方さんが勘違いで同じものを使ってしまったようだ。私を含め、共著者全員のミス」と話した。 この問題をめぐっては理研とネイチャー誌が調査を始めている。
「どうして煙は上に昇るの?」 「なぜ人間はくしゃみをするの?」 多くの人が「常識だから」と片付ける現象を不思議に思い、科学という学びの道につなげた女性たちに注目が集まっている。理系の研究に打ち込む女性を指す「リケジョ」という言葉も市民権を持つようになった。今年に入り、週間平均視聴率が20%を超えるNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」のヒロイン「め以子」の長女で、物理を愛する「ふ久」や、新しい万能細胞といわれるSTAP細胞を作製した理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子さん(30)といったニューヒロインがフィクションの世界と現実世界で登場。後に続くリケジョたちの“追い風”になっている。煙を見たかった ドラマ「ごちそうさん」で、「め以子」は子供の頃、寺からイチゴを盗んだり、鶏小屋から卵を盗んだりと、食べ物に興味津々なお転婆な役柄だったが、その長女の「ふ久」は学校の2階から石を投げ、友人にけがをさ
川崎重工業が開発した鉄道車両の新型台車「efWING(イーエフウィング)」。世界で初めてというCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用した特殊な構造により、軽量化による省エネ性能の向上に加え、脱線に対する安全性や乗り心地も高めている。川崎重工は鉄道車両を中核事業の1つと位置付けており、「次世代の台車」として国内外で売り込む。 CFRPは軽くて、強度が高いことが特徴で、航空機の胴体などに使用されている。川崎重工は米ボーイング向け部品などを手がけており、これまでCFRPのノウハウを蓄積してきた。 鉄道車両の台車を軽量化する場合、従来は一部を薄くするなど形状を変更する手法が一般的だった。今回は素材を見直し、業界で初めてCFRPを採用した。 通常の台車は鋼製で、メーンフレームである「側(がわ)バリ」と、レールから伝わる振動を抑制する「軸バネ」で構成されている。efWINGは、CFRP製のフレーム
中学生のときの被害を語る小川未菜さん。「相談できる友人もいないし、大人も信用できない。この世界から抜け出す方法が全く分からなかった」 =東京都内 ■借金…「やめられなかった」 「小さい水着を用意され、わいせつなポーズをとることを強要された。怖くて断れませんでした」 ◆つり上がる報酬 かつてジュニアアイドルとして活躍していた小川未菜さん(20)は、中学生のときに複数受けた性的被害についてこう話す。 母親に勧められ、幼い頃に経験したジュニアアイドルの活動を再開した矢先のことだった。DVD制作会社や出版社、写真家などの主催者から撮影会の様子をブログで発信することを口止めされたこともあった。 通っていた中学校に事実が知れ、「AV女優」といじめられた。不登校になり、何度も母親に「やめたい」と打ち明けた。しかし、借金などで、母親は「家計が苦しい。生活できなくなる」と言い、やめられなかった。母親は、未菜
第二京阪道路(京都市伏見区−大阪府門真市)の建設予定地に位置する北巣本保育園(門真市)の野菜畑を撤去する大阪府の行政代執行が16日早朝から始まった。保育園側は2週間後に近くの保育園と合同でこの野菜畑を使ったイモ堀り行事を控えており、職員ら約50人が「子供たちの野菜を奪わないで」と反対の声をあげたが、府は代執行を強行。園児らが育てた野菜を刈り取り、敷地の立ち入り禁止措置を取った。 橋下徹知事は「府はこれまで誠実に交渉してきた。供用開始が遅れると通行料で6億、7億円の損害が出る。申し訳ないが理解していただきたい」とコメント。 「イモ堀り行事まで待ってほしい」という要望には「なぜ2週間早くイモ掘りをしなかったのか。もっと早く園児を喜ばせる方法があったはずだ」と保育園側の対応を批判した。 これに対し、野菜畑の所有者で同園理事の松本剛一さん(49)は「イモがちゃんと育つにはあと2週間はかかるし、そ
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