内科学会と同時並行で行われているACP Japan Chapterの会合に参加した。やっぱ春は京都ですね。 「イクメンドクターは医療界を変えるか?」というタイトルをいただいたのだが、ぼく自身は自分をイクメンだとは認識していない。ま、いいんだけど。聖路加のG. Deshpande先生と1時間のセッションであった。英語のセッション久しぶりなので、かなり緊張してどこまで意を伝えられたかは、定かではない。 数日前、西條剛央さんと鼎談したとき、インタビュアーから「結婚とは何ですか」と問われた。西條さんは「それは相手に価値を与えることです」とおっしゃっていた。プロアクティブで「前のめり」な西條さんらしい回答だと思う。 僕は逆である。結婚とは「相手から何もかももらってしまう」、被贈与者の立場に立つことだと思う。なにもかも、僕は結婚によって妻から与えられる。例えば、「生きる理由」とか。与えられてばかりのポ