「誰でもいいから恋人が欲しい」と思うことが他者を人として見ない最低の差別主義的思想であることは論をまたない。たとえば「彼女欲しいけど女友達はまったくいない人」がいたとして、そういう人が彼女欲しいと思っているということは「具体的な誰か」を彼女にしたいと思っているわけではない。なのでここでの「彼女欲しい」はイコール「特定の誰というわけではないが彼女という存在が欲しい」、つまり「誰でも良いから彼女欲しい」である。よって女友達まったくいない人が彼女欲しいと願うのは他者を人として見ない最低の差別主義的思想といえる。 またそういった人間が女友達を作るなどして女性と関わりを持とうとするのも、やはり他者を人として見ない最低の差別主義である。なぜならそのような行動に「彼女欲しい」という願望が一切織り込まれていないとみなすことは不可能だからである。「誰でも良いから彼女欲しい」が他者を人として見ない最低の差別主
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