うつ病への対応が必須な産業医 社員の健康を守り職場改善も助言 ドクターズヘルスケア労働衛生コンサルタント事務所 代表 矢島新子医師に聞く 労働安全衛生法では、社員が常時50人以上いる職場は、産業医を1人以上選任しなければならず、1,000人以上では常勤としなければならない、と定めている。産業医は社員の健康管理、管理者への指導助言、社員との個別相談などが職務で、一昔前ならば健康診断結果と向き合えばよかった。だが、現在はメンタル対応が主流になりつつある。職場うつに向き合う産業医の活動などを矢島新子医師に聞いた。 矢島 新子(やじま・しんこ) 東京医科歯科大学医学部卒業後、臨床研修。ロータリー財団奨学生としてパリ第一大学大学院に留学。医療経済学を専攻。東京医科歯科大医学部博士課程修了。WHOコンサルタント、川崎市保健所などを経て産業医。約20社の嘱託産業医を勤める一方で2010年に企業のメンタル
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