タグ

ブックマーク / gooday.nikkei.co.jp (7)

  • 病気予防を目指すなら、ウォーキングは1日何歩がいい?

    高血圧は1日8000歩程度、糖尿病は1日9000歩程度で頭打ち 2023/2/3 大西淳子=医学ジャーナリスト ウォーキングや日常生活の中の歩行で慢性疾患の予防を目指す場合、1日の歩数は多いほど予防効果が得られること、高血圧と糖尿病の予防に関しては8000~9000歩が目安となることが、米国の研究(*1)で示されました。 歩数が少ない人は死亡リスクが高い、では何歩なら大丈夫? スマートウォッチなどのウェアラブル活動量計の利用者が増えています。しかし、毎日の歩数を計測し、健康増進に役立てようと考えても、目指すべき1日の歩数については確定的な情報はありません。 これまでに行われた研究では、「1日の歩数が少ない人は、死亡リスクや心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)の発症リスクが高い」ということが一貫して示されていました。しかし、そうした研究が用いていた方法には改善の余地がありました。たとえば、研究

    病気予防を目指すなら、ウォーキングは1日何歩がいい?
  • 世界のエビデンス続々 私たちはもっと全粒穀物を食べるべき

    玄米や大麦、全粒粉パン、全粒シリアルなどの全粒穀物には、年齢とともにリスクが高まる糖尿病や心疾患、がんなどの疾病を幅広く予防する力があることが最新研究によってわかってきた。全粒穀物の何が効果を示すのか。どのくらいの量をべるとよいか、その力を得る方法を3回にわたって紹介していく。今回は、全粒穀物に世界が注目する理由について、穀物の機能性に詳しい大女子大学家政学部の青江誠一郎教授に聞く。 健康向上に役立つことが最新研究によって証明 新型コロナ感染拡大が続き、あらためて健康維持の重要性を痛感している人も多いだろう。なるべく病気にかからず、スリムな体形も維持したい。ストレスに負けない心身でいたい――適度な運動や休息とともに、意識したいのが生活。けれど、いろいろな情報があって数ある材から何を選んだらよいのか、迷ってしまう。そんなときにお薦めできる注目材が、全粒穀物だ。 全粒穀物とは、玄米や

    世界のエビデンス続々 私たちはもっと全粒穀物を食べるべき
  • 週2日、1回たったの4分 筋肉を“だまして”鍛える!

    「ラクな健康法ほど効率がいい」----。最新の研究などから、科学的に証明されつつある新事実だ。 例えばランニング。体脂肪を落としたいなら、歩くのと同等か、むしろ遅いぐらいのスピードで走る「LSDランニング」が最も有効ということがわかってきている。人と会話しながら走れる程度が目安だ。一流のアスリートならいざ知らず、「極端な糖質制限」「毎日10kmの走り込み」などのストイックな健康法は、多くの人にとってむしろ効率が悪いことになる。 毎日やるのはむしろマイナス。「2重の刺激」で強烈に効かせる ジムに行く時間はないが、スマートな体は手に入れたい。そんな人に最適な筋トレがある。1回僅か4分で効率よく筋肉に負荷をかけられる「スロー&クイック」トレーニングだ。 特徴は、まず極端にゆっくりした動きのトレーニング「スロー」を行い、その直後に素早い動きのトレーニング「クイック」を組み合わせて行う点。「スロー」

    週2日、1回たったの4分 筋肉を“だまして”鍛える!
  • 疲れ解消に効果のある7つの生活習慣と7つの成分

    「だるい」「朝、起きられない」「休日にゴロゴロしても休んだ気がせず、疲れが残る」――気になる疲れの正体やその解消法を、疲労研究に25年以上携わる関西福祉科学大学教授・倉恒弘彦さんに聞くシリーズ。前回は疲労のメカニズムについて聞いたが、第2回のテーマは疲れを解消する方法。疲れをためにくくする生活習慣と成分について教えてもらった。 【事】抗酸化力を上げ、バランス良く (1)麺類やパンより「米飯」がおすすめ! 関西福祉科学大学教授・倉恒弘彦さんが大学生を対象に疲労の実態を調査した研究によると、朝をとらない学生は疲労を強く訴え、重度疲労の学生は夜遅い事の頻度が高い傾向が見られたという。疲れているときほど「忙しくて事が不規則」「まともな事をとっていない」といった悪循環は、思い当たる人も多いのではないだろうか。 「米飯をしっかりべている学生は、副が豊かになるので、魚介類も摂取しており、n

    疲れ解消に効果のある7つの生活習慣と7つの成分
  • メタボ健診データで判明! 職業別なりやすい病気と対処法

    抜き、座りっぱなし…、その働き方が仕事力低下と病気を招く 2016/8/30 村山真由美=フリーランスエディター・ライター 接客業は高血糖、営業職は脂質、SE(システムエンジニア)は血圧が高くなりやすい…。2008年にスタートした特定健康診査・特定保健指導(いわゆるメタボ健診)のデータの蓄積により、仕事により健康リスクが異なることが分かってきた。予防医学の研究者で、働き方と健康リスクについて研究している東京大学政策ビジョン研究センター特任助教の古井祐司さんに、職業別のなりやすい病気とその対処法(生活習慣の見直し方)について聞いた。生活習慣見直しのコツは「スモールチェンジ」だ。 仕事によって陥りがちな罠がある メタボリックシンドローム、いわゆる「メタボ」は、おなかが出ていることと同義だと思われがちだが、正しくは、“内臓脂肪が蓄積して、脂肪細胞から分泌されているホルモンのバランスが崩れ、高

    メタボ健診データで判明! 職業別なりやすい病気と対処法
  • 1日1食主義で思考がクリアに【星野リゾート・星野氏】

    仕事においては、やはりカラダが資。多忙な中でも最高のパフォーマンスを発揮し続けるには、日ごろからの健康管理が欠かせない。一流人が実践する健康マネジメント術を紹介するコラム、2016年最初にご登場いただくのは星野リゾートの星野佳路代表(55歳)。今日から4日連続でお届けする。温泉旅館の4代目として生まれ、観光リゾート業界のトップランナーとして注目を集める星野氏は、実はここ数年「1日1主義」を貫いているという。その理由とは? 若い頃は少々の無理をしても、健康診断の数値に影響することはなかったものの、30代、40代になってくると、高血圧や高コレステロール、不整脈といった不調が表れるようになりました。家系的にもそうした傾向があり、年齢を重ねるごとに、自分にとっての健康の重要度が増しています。そこで、「事」「睡眠」「運動」「ストレスコントロール」のそれぞれに目標を設定して健康管理を実践するよ

    1日1食主義で思考がクリアに【星野リゾート・星野氏】
  • 救命救急医に聞く! 正しい診断を導くための話し方・伝え方のポイント(前編)

    お医者さんに診てもらうとき、どうも話がすれ違ったような気がして、「ちゃんと分かってもらっているのかな?」と不安になったことはないだろうか。自分の症状をどう伝えれば、分かってもらいやすいのか。日赤十字社医療センター(救命救急センター)をはじめとする全国の病院で診療経験がある沖山翔医師に、診察の際にどのような点に気を付けて話せばいいのか、そのポイントを聞いた。 1985年生まれ。東京大学医学部卒業。日赤十字社医療センターでの臨床研修を経て、救命救急医、船医、離島医(石垣島・波照間島)、ドクターヘリ添乗医、DMAT(災害派遣医療チーム)隊員として勤務。東日大震災では宮城県石巻市で被災地医療に従事し、不足する入院施設の新規立ち上げを行った。現在、株式会社メドレーで、医師たちが作るオンライン病気事典「MEDLEY」の医療情報監修を担当。 「いつ」「何が」「どこで」「どのように」 診察のときに、

    救命救急医に聞く! 正しい診断を導くための話し方・伝え方のポイント(前編)
  • 1