市場調査会社In-Statが、第4世代(4G)携帯電話の規格に関する調査レポートを発表した。それによると、WiMAXが最終的に競争に勝って4G通信規格として選ばれる可能性は低いが、市場で有利なスタートを切り、有線ブロードバンドの代替として早い時期にある程度の成功を収めることはできるという。 In-Statは米国時間2月25日に発表したレポートの中で、WiMAXが競合する4G技術であるLong Term Evolution(LTE)に先んじる模様だと伝えた。だが、2009年内に予定されているLTE対応機器の発売以降は、状況が一変する可能性があるという。またWiMAXベンダーは、有線ブロードバンドの導入が不可能、あるいはコストが高すぎる地域で、これに変わる固定無線ブロードバンドネットワークを構築する方が、より強固な市場を築ける可能性があるとのことだ。 世界中の携帯電話事業者が、3Gネットワーク
![4G通信規格をめぐる競争はWiMAXがLTEに先行--調査報告](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)