亀澤 寛之氏は、Linuxカーネルの資源管理機能「cgroup」におけるメモリー管理の部分を担当するメンテナーだ。仕事として Linuxの開発に携わる。メンテナーとして日々どんな風に活動を進めているか、どのようにメンテナーになったのか、どうすればなれるのか、尋ねた。 富士通に2003年に入社し、翌年にIA-64でメモリーのホットプラグ(稼働中に抜き差し可能な機能)を担当しました。そこでLinuxカーネルにコードを入れることになり、コミュニティーにパッチ(プログラム)を送りました。「こういう機能が必要なんだ」というメールをどっさり送ったら、コミュニティーのトップともいえるAndrew Morton氏から「go ahead」というメールをもらって、以来メモリー管理をやっています。 メンテナーとしての主な活動は、メールのチェックと返信です。Linuxカーネルだけで1日400~500通。仮想化ソフ
米国で行われているMySQL Connectというイベントで、ついにMySQL 5.6 RC(リリース候補版)が発表された。リリース候補版ということは、これが次の正式版になるということだ。MySQL 5.5は5.1から凄まじい進化を遂げたバージョンであった。だが、MySQL 5.6はさらにそれを上回る進化を遂げている!正直ここまでの進化を誰が予想しただろうか、いや誰も出来なかったであろう。これまで、α版が出たときから何度か新機能について紹介してきたが、今回改めてMySQL 5.6の新機能を振り返ってみようと思う。すべてまとめるともの凄い内容だ。興奮して夜も眠れなくなること請け合いだ。MySQLの進化が止まるのでは?などという心配は吹き飛び、もはやもうちょっと小出しにしなくて良かったのか?と心配してしまうレベルである。 それではMySQL 5.6の新機能について紹介していこう。 InnoDB
スーパーコンピューター並のシステムすら構築できる強力なハードとソフトオープンソースで開発、誰でも99ドル(約7700円)から利用できるようにしよう、というプロジェクトが「Parallella」です。 Parallella: A Supercomputer For Everyone by Adapteva — Kickstarter 「今、私たちは1つのプロセッサーが1つのタスクを行うというシングルスレッドコンピューターを使っています。それはそれですごいことなのですが、処理頻度の限界やメモリーのボトルネックという問題に直面し、近年パフォーマンスの改善は望まれているレベルに達していません。この状況が続けば、過去30年間我々が経験してきた、毎年毎年コンピューターのパフォーマンスが向上するという状況は終わります。そして、その問題を解決するための答えがパラレルコンピューティングです」と語るのがこのプ
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