【ブリュッセル=三好益史、ベルリン=工藤武人】スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かっていたドイツの格安航空会社(LCC◎)ジャーマンウィングスの旅客機9525便(エアバスA320)が24日午前(日本時間同日午後)、フランス南東部のアルプス山中の村付近に墜落した。 乗客144人、乗員6人の計150人が搭乗していた。在フランス日本大使館は、乗客に日本人が含まれているかどうか確認作業を進めている。 仏政府は、墜落現場周辺で同機とみられる残がいを確認したと発表した。オランド仏大統領は記者会見し、「状況から見て、生存者はいないとみられる」と述べた。同政府は危機対策室を設置。墜落現場は高度6560フィート(約2000メートル)の険しい山中で、救助活動の難航が予想される。 同機は同日朝、バルセロナを離陸。正午前にデュッセルドルフに到着予定だった。仏紙ル・モンド(電子版)などによると、仏