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2019年3月26日のブックマーク (2件)

  • うなぎ文の一般言語学

    これは以前のエントリー「ウナギ文の好例コレクション(リンク)」の補遺として書かれ始めたものだった。そのエントリーに追補しようと考えていたのだが、この「追補」の方が体より長くなってしまう勢いである。これは別エントリーにするに如くはないと考えた。 以下に新たな例を付け加えるとともに、いわゆる「うなぎ文」の問題圏から、「名詞文」の問題、さらにはドイツ語・ラテン語の非人称受動の問題、フランス語の代名動詞の問題まで、一般言語学的に話を拡げていく。というか、書いてみたら勝手にそこまで話が及んでしまった。 奥津講演 まず実例の追補として、次の講演に魅力的な例を多く見いだした。つまみいにするのはおしい充実した記事であるから、諸賢は原文にあたられたい、すべてリンクを張っておく。以下原則敬称略とする。 奥津敬一郎「言語における普遍と特殊-うなぎ文をめぐって-」2007年度 第1回日語特別講演会:報告(活

    うなぎ文の一般言語学
    meech
    meech 2019/03/26
  • 「うなぎ文」は「android文」に改めるべき - chocoxinaのover140

    語の変わった文型に「うなぎ文」というのがある。 「お昼何にする?」「俺、うなぎ。」というやつだ。 ここでいう「俺、うなぎ。」が"I am an eel"という意味でないことは日人にとっては明らかだが、外国語話者にとってはわかりづらいし、文法的な説明も簡単ではない、というもので、日語の特殊性や外国語との違いを説明するときによく引き合いに出される。 さて、この「うなぎ文」であるが、お堅いなどでは「俺うなぎ。」ではなく「俺はうなぎだ。」のかたちで引用される。 しかしこの、「俺はうなぎだ」というのは、ちょっとさすがに日人にとっても違和感のある文ではなかろうか。 いわゆるうなぎ文的なるもの、つまり「俺は◯◯だ」と言いながら"I am ◯◯"の意味ではない例が日語にたくさんあることは否定しない。 しかしその代表例として「俺はうなぎだ」はちょっと不適切だという話がしたいのである。 ここでc

    「うなぎ文」は「android文」に改めるべき - chocoxinaのover140
    meech
    meech 2019/03/26