▲なぜ簡単に闇バイトになぜ落ちてしまうのか? ■SNSに跋扈する「ホワイト案件」 首都圏で相次ぐ強盗事件。実行犯の多くがSNSを通じて集められた「闇バイト」たちである。なぜこんなにも安易に闇バイトに手を出してしまうのか? 首をかしげる向きも多いだろう。どうやら「闇」には手前の入口があり、そこから誘いこまれてしまうようだ。 それが、Xや大手求人サイトに掲載されることもある「完全合法」「ホワイト」案件。具体的には「携帯やインターネット回線の契約」「購入代行」といった名目で人を募っているものだ。中にはau、docomo、ソフトバンクなど大手通信会社と提携しているような書きぶりの求人もあり(しかも求人票つき!)、一見してヤバい仕事とはわからないようになっている。今回の闇バイトとなった実行犯には20代の若者が多いが、社会人経験がない学生が違和感に気づくのは難しいだろう。 ▲「ホワイト案件」の求人票