gzipより圧縮率の高いBrotliをエックスサーバーで使う 公開日 2021年10月7日 最終更新日 2023年11月16日 著者 Motohiro Tani ブラウザなどでWeb上のページを表示させる際は、まずそのページのデータをダウンロードする必要があります。 一般的には最初にHTMLファイルを、その次にCSSファイルやJSファイル、画像ファイルなどをダウンロードしていき、それらのファイルを解析した後にブラウザ上(ディスプレイ上)にページが表示されます。 それらのファイルの中でテキストファイルに属するもの、つまり以下のような種類のファイルは、 HTMLファイル CSSファイル JSファイル SVGファイル そのサーバーが対応していればレスポンス時(ダウンロード時)にサーバー側で圧縮をすることが可能です。 このページを書いている2021年現在ではgzip形式での圧縮が一般的でしょう。
最近ようやくサイト応答速度などなどの重要性を噛み締め始めたので、出来ることからこつこつと、ということで、mod_deflate を有効にしてみました。 エックスサーバーの場合は、.htaccess に記述することで mod_deflate を有効化できます。 <IfModule mod_deflate.c> SetOutputFilter DEFLATE # 古い WWW ブラウザでは無効・MSIE は除外 BrowserMatch ^Mozilla/4 gzip-only-text/html BrowserMatch ^Mozilla/4\.0[678] no-gzip BrowserMatch \bMSI[E] !no-gzip !gzip-only-text/html # 画像ファイル・圧縮ファイルは圧縮しない SetEnvIfNoCase Request_URI \.(?:gif|
先日本ブログのサーバをCentOS6系から7系に移行し、その際にMySQLのバージョンも上がった為、クエリキャッシュが使えなくなった。その分の高速化やサーバ負荷軽減を他の部分で補おうと思い調べてみたところ、PHP7系ではAPCuとOPcacheというものがあるらしい。以下に導入方法をメモ。 SSH接続し、以下でインストールする。 #APCuとOPcacheをインストール yum -y install --enablerepo=remi,remi-php74 php-opcache php-pecl-apcu #正常にインストールされているか確認 rpm -qa | grep php #以下がリスト内にあればOK php-opcache-7.4.19-1.el7.remi.x86_64 php-pecl-apcu-5.1.20-1.el7.remi.7.4.x86_64 OPcacheの設定
目次はじめにキャッシュ関連関数 wp_cache_*() をAPCu版に置き換えるAPCuの使われ具合を確認する効果を確認する はじめに レンタルサーバー(エックスサーバー)で APCu というデータキャッシュが使えるようになっているので、これを WordPress で使うために何をすればよいかを調べた(結論からいうととても簡単だった)。 APC/OPcacheについて(エックスサーバー) APC User Cache(PHP マニュアル) Class Reference/WP Object Cache (WordPress Codex) l3rady/WordPress-APC-Object-Cache (GitHub) 3. は WordPress Codex 内で唯一APCuに言及しているページ。4. はそのなかで「APCuを用いてWordPress オブジェクトキャッシュに永続的な
永続オブジェクトキャッシュの設定をすると記事を投稿,更新した際にキャッシュをクリアしないとプレビューなどの反映までに時間がかかる状態になっていた. 毎回クリアするというのでは使いにくいので何か良い方法はないかと思っていたところに,前に紹介した「W3 Total Cache」で「赤いお知らせ?」が出てきて,やっぱり邪魔なのでプラグインを使わない方法を探ることにした. ちなみにこの方法だと1度見に行くとキャッシュがかかってクエリーの実行がほぼ0になるので文字通り,爆速となる. これを読めばプラグインを使わずとも行けることが分かったので,ちょっと改造することにした. https://downloads.wordpress.org/plugin/apcu.1.0.2.zip をダウンロードしてきて,中にある object-cache.php というファイルを wp-content の直下に置くだけ
SPF/DKIMおよびDMARCを組み合わせた場合、 SPFとDKIMの両方が認証をパスしてもDMARC認証に失敗した場合は、送信ドメイン認証に失敗したとして、DMARCポリシーに基づいて処理する。 SPFとDKIMの両方で認証に失敗した場合、なりすましメールの可能性があるとして、DMARCポリシーに従って処理する。 どちらか一方、あるいは両方で認証に成功した場合には、DMARC認証に進む。SPFあるいはDKIMで正しいとされた送信元ドメインと、送信者アドレスのドメインを比較し、一致すれば認証に成功したとして宛先ユーザーにメールを配信する。SPFとDKIMの両方の認証に成功したとしても、DMARCの認証に失敗した場合には、認証失敗とする。 DMARCに対応するのは容易 送信側でDMARCに対応するには、SPFと同様に、自社ドメインのDNSサーバーにTXTレコードを追加▼するだけでよい。
はじめに 今回は、端末多重化ソフトウェアのtmuxを学習していきます。これにより、ターミナル画面を複数開いたり、ターミナルソフト独自のショートカットキーを覚えてペインを分けたりするみたいな非効率的な開発環境を改善していきます。 タイトルの「必要最低限」とは、これらの新しいソフトの学習に時間をかけたくないので、私が使っているtmuxの機能・設定だけをピックアップして本記事に記述するという意味です。 開発環境 Mac OS X El Capitan Homebrew 1.6.3 (パッケージマネージャー) tmux 2.7 tmuxとは tmuxは端末多重化ソフトウェアと表現されるが、要は1つのターミナル上で複数のターミナルを立ち上げて同時並行で作業できるものと思ってもらえれば良い。 パッケージとしてインストールすることができ、サーバ側でインストールしていればSSHを通じてクライアント側からも
tmuxとは インストール セッション操作 ウィンドウ操作 ペイン操作 コピー操作 その他の操作 カスタマイズ tmuxとは ターミナルマルチプレクサ(Terminal Multiplexer) の略です。 Linux 系のターミナル画面を複数のセッション、ウィンドウ、ペインに分割して利用することができます。 ひとつのターミナルは複数のセッションを持つことができます。 ひとつのセッションは複数のウィンドウを持つことができます。 ひとつのウィンドウは複数のペインを持つことができます。 ターミナルを終了してもセッションは維持されます。コマンドを実行して翌日の朝結果を確認しようとしたら SSH ログアウトしてしまっていたという悲劇を避けることができます。 インストール // CentOS 7 # yum install -y tmux // Ubuntu # sudo apt install t
エックスサーバーは、SSHでログインすることができます。しかし、デフォルトの状態では tmux コマンドが使えません。そこで、自分で tmux コマンドを導入しましょう。 1. 方針エックスサーバー(ローカル環境)にtmuxを入れる – うえださんがとおりますよ の内容割とそのままなのが申し訳ないのですが、$HOME ではなく $HOME/local にいろいろ導入したかったので、その場合の手順を書いておきます。$HOME でよい人は、リンク先を参考にして下さい。 2. 準備作業今回、各ソフトウェアのインストール作業は ~/local/src で行います。 $ mkdir -p ~/local/src各ソフトウェアをインストールする際には、ここに移動してから行うことになります。 3. tmux が必要とするライブラリの導入libevent $ wget https://github.com
エックスサーバーで借りているあるサーバーに SSHでログインしたところ vi コマンドが使えました(エックスサーバーの全てのサーバーで使えるかは不明です)。そしてこの vi コマンドは実際には vim でした。但し、あまり多くの機能が組み込まれていないようで少し不便でした。そこで、自分で Vim を導入する手順について説明します。このやり方であれば、多くの機能を組み込んだ Vim が導入できます。 1. 方針Vim が必要とするライブラリは、~/local にインストールします。Vim は、~/apps/vim にインストールします。2. 手順必要なライブラリを導入するncurses をインストールするのですが、以下のページに書いていますので、そのまま従って下さい。 vim を導入するGitHub から Vim のソースファイルを取得して利用します。その際、gitコマンドが必要になりますが
【問題】 エックスサーバーにvimがインストールされていない。 【解決法】 .bashrc に alias vim='vi' を記述し、 $ source ~/.bashrc を実行すれば、vimが使えるようになります。 ※ 以後ターミナルを再起動しても「vim」と入力することでvimを実行することができるようになります。 【備考】 エックスサーバーにSSHでアクセスし、テキストを編集しようとすると、慣れているvimコマンドをついつい入力してしまいますが、「-bash: vim: command not found」(コマンドが見つかりません)と怒られてしまいます。 一見、エックスサーバーには、Vimがインストールされていないのかと思いますが、viを起動すると、それがVimであることに気がつきます。 よって、vimと入力してもvimが立ち上がるようにするために、viコマンドへのエイリアス(
mkdir ~/opt && cd $_ wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/ncurses/ncurses-6.1.tar.gz tar zxfv ncurses-6.1.tar.gz cd ncurses-6.1 ./configure --prefix=$HOME/local make make install cd ~/opt git clone https://github.com/vim/vim.git cd vim ./configure --with-features=huge --enable-fail-if-missing --prefix=$HOME/local --with-local-dir=$HOME/local make make install " ファイルを上書きする前にバックアップを作ることを無効化 set nowriteba
こんにちは、okutaniです。Emacsには、ローカルのEmacsからサーバーへSSH接続できる『tramp』という機能があります。 このtrampを使うと、サーバー上にあるファイルをサーバー上で直接編集することができて便利です。 このtrampは、最近のEmacsでは標準で入っているため、めんどうなインストールや設定は不要です。私が使っているGNU Emacs 24.5.1には最初からインストールされていました。 なお、本記事ではサーバーにエックスサーバーで使っています。SSHが使えるサーバーであれば、レンタルサーバーでも問題なく動作するかと思います。 ではさっそく、trampを使ってEmacsでSSH接続してみましょう。 スポンサーリンク Emacs&trampでSSH接続してみよう Emacsを立ち上げ、「C-x C-f(もしくはM-x find-file)」のあとに「/ssh:u
エックスサーバーへの移行が終わって一安心……とはなかなかいかないのがサーバー移行です。 マニュアルの手順通りにやったつもりでも、環境によってはサイトのトップページが表示されなかったり画像が表示されなかったりいろいろと起こりえるので、しっかりチェックをしたいところ。 エックスサーバーへWordPressサイトを移行する際に、環境の問題やうっかりも含めて私がぶちあたった失敗と解決方法をご紹介します。 あとに続くあなたの轍になれ幸いです。 データベース確立エラーデータベース確立エラーが出てサイトを表示できない。データベースもFTPファイルもきちんとアップロードが終わっているのに、サイトにアクセスすると「 データベース確立エラー 」が出ることがあります。 FTP領域のルートフォルダにあるwp-config.phpの記述を見直しましょう。 wp-config.phpにはデータベースのユーザIDやパス
WordPress の投稿データを PHP および Cron を使用して1時間毎に自動バックアップし、画像データはローカル PC に効率的にバックアップしておく…というバックアップ方法をご紹介いたします。 PHP で WordPress を自動バックアップする方法 レンタルサーバーの自動バックアップ機能からファイルを復元できる場合もあるようですが、レンタルサーバーのバックアップは1日単位であることが多いということと、万が一「復旧できません」と言われてしまった場合に備えて(それで呆然とされている方を過去に見たことがあるので)、自分でも復元できるように … PHP で WordPress を自動バックアップする方法を考えてみたいと思います。 バックアップが必要なものは? WordPress でテーマをアップロードし、プラグインをインストールし、画像をアップロードし、ブログ記事を投稿する…という
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