16日午後、中国海軍の艦艇が沖縄県の北大東島の沖合で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入り、およそ1時間航行しました。日本周辺の海域では、中国海軍の艦艇による領海侵入や接続水域での航行が相次いでいて、防衛省は一連の行動の目的を分析しています。 中国海軍の艦艇を巡っては、15日、同じ情報収集艦1隻が鹿児島県の口永良部島沖で、インド海軍の後方を航行し、日本の領海に侵入しました。また、今月9日には沖縄県の尖閣諸島沖の接続水域に入ったのが確認されていて、防衛省は、領海侵入や接続水域での航行を繰り返す中国側の行動の目的を分析しています。