520人が犠牲になった日航ジャンボ機の墜落事故から12日で33年となるのを前に、11日、墜落現場となった群馬県上野村で、遺族などが灯籠流しを行い、犠牲者を悼みました。 事故から12日で33年となるのを前に、現場近くを流れる神流川で灯籠流しが行われ、遺族や地元の人などが参加しました。 遺族たちは「空の安全が実現しますように」という願いや、「事故をなくすために伝えていきます」という風化を防ぐ決意を灯籠に書き込みました。 そして墜落時刻の午後6時56分に合わせて灯籠を川面に浮かべ、犠牲者を悼みました。 遺族などは、12日の朝早くから墜落現場となった「御巣鷹の尾根」を目指して慰霊の登山を行い、夕方には、ふもとの「慰霊の園」で行われる追悼慰霊式に参列します。 兄の栗原崇志さん(当時33)の一家3人を亡くした栃木県大田原市の橋本毅さん(64)は「遺族が中心となって事故のことを伝え続けて33年がたちまし