元配管工のフィリッポ・ヤコブは、ほんの数年で自身が立ち上げた玩具メーカー、Primo Toysを数百万ドルの企業価値に押し上げた。フォーブスの「30アンダー30」の社会起業家にも選出されたヤコブは、「Cubetto(キュベット)」と名付けた知育玩具の発案者として知られている。キュベットは子供にプログラミングの基礎を教えるレゴブロック風の玩具だ。 「その頃の私は起業に失敗し、フリーのデザイナーとして働いていました。ウェブ開発者やプログラマーと交流を持つうちに、プログラミング技術を学ぶことがいかに重要であるかを実感しました」とヤコブは言う。その後、彼は自分の息子がプログラミングを学ぶための製品を開発した。 「アルファベットの形や読み方を、遊びを通じて学ぶ『リープフロッグ』という製品を生んだマイク・ウッドも、自分の3歳の息子のためにそのアイデアを発想したといいます。私は運命論者ではありませんが、