関連キーワード CIO | CEO | Gartner | IT部門 カラニック氏の辞任劇は企業文化の重要性を改めて浮き彫りにした<クリックで拡大> Uberの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のトラビス・カラニック氏が2017年6月20日、株主からの圧力で辞任に追い込まれた。規模の大小や新旧を問わず、あらゆる企業がこの出来事から学ぶべき教訓は「企業文化が病めば企業全体が病む」ということだ。 配車サービス大手のUberは700億ドルの企業価値を持つ、シリコンバレーのユニコーン企業(未上場でも評価額が10億ドルを超える企業)だ。Uberはここ数カ月、数々の問題で論争の的となってきた。元従業員によって内情が暴露されたこともその1つだ。同社のエンジニアを務めていたスーザン・ファウラー氏は、2017年2月、Uberの企業文化が混乱状態にあり、社内にはセクハラがまん延していると告発するブログ記事を