京都市西京区の路上で今年8月、小学生の男児(7)が殴られる事件があり、京都府警右京署は18日、暴行の疑いで、中学3年の少女(15)=京都市西京区=を逮捕した。男児が殴られる様子が動画撮影されていたという。 逮捕容疑は8月27日午後5時20分ごろ、中学1年の弟(12)と共謀し、同区の路上で京都市内の小学生の男児(7)の顔を殴ったなどとしている。 同署によると、男児を直接、殴ったのは弟だったが、少女が「殴ってこい」と命じたことや、暴行の様子を携帯音楽プレーヤーで約1分間にわたり動画撮影していることなどから、共犯として逮捕に踏み切った。同署の調べに、少女は「動画を撮影しただけ」と容疑を否認しているという。 撮影された動画には少女が「もう一発いったれ」と弟をけしかける様子や、暴行後に男児の顔を撮影しながら「その顔いいよ」と話す様子も録画されていたという。 姉弟と被害にあった小学生の男児に面識はなか