ブックマーク / gendai.media (13)

  • 一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    ピンカーへの除名請求の背後にあるもの 今年7月、著名な言語学者であるスティーブン・ピンカーをめぐる「学会除名騒動」が起きた。ピンカーをアメリカ言語学会の 「アカデミック・フェロー」および「メディア・エキスパート」の立場から除名することを請願する公開書簡が発表されたのである。 公開書簡の内容は、ピンカーはこれまでに人種差別の問題を矮小化するような主張や差別に反対する人の声を抑圧するような主張を続けてきて、結果として人種差別の問題を継続させることに与している、と批判するものであった。 しかし、公開書簡で挙げられている過去のピンカーの主張(その多くはツイッターに投稿されたもの。数年前のツイートも含む)を見てみても、ピンカーが人種差別の問題を矮小化したり差別に反対する人の声を抑圧したりしていることを示す直接的な証拠だとはいえない。公開書簡は、「ピンカーは人種差別の問題の原因に関して、活動家たち(公

    一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    megaflickz
    megaflickz 2020/08/18
    ノー・プラットフォーミング、ウォーク、なんとなく認識しているあれやこれやに名前が付いてて、あっちは我々より先を進んでるんだなあ
  • 「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤(中村 香住) @gendai_biz

    オタクフェミニズム」がつらい 私は、オタクであり、フェミニストである。少なくとも、自分ではそうだと思っている。そんな私は、とくに2019年の終わり頃から、SNS上で「オタクフェミニズム」という構図が作り出されているように感じ、なかなかしんどい気持ちになっていた。 確かにSNSを見ていると、男性向けオタクコンテンツ全般を嫌悪し、同時に女性の権利を訴えるようなアカウントに出会うことはある。そういうアカウントばかりが目に入ると、フェミニストを自認する人はみなそういうものだと考えてしまうかもしれない。しかし、フェミニストがみなそうであるわけではない。 ジェンダーの観点から問題含みな表現や表象が作られ、とくにそれが公共の場において多くの人の目に触れるものである場合、フェミニストは確かに批判をする。その問題含みな表現が、時にオタクコンテンツと呼ばれるものの中で発生することも実際にある。 しかし、

    「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤(中村 香住) @gendai_biz
    megaflickz
    megaflickz 2020/07/01
    "その「消費」に内在しかねない暴力性については、つねに考えていなければならないとも自戒する。" これもう両立できないと認めているようなものでは…
  • 「日本人女性は海外ですごくモテる」の真相(雨宮 紫苑)

    22歳のときにドイツ移住、そこで就職の壁にぶち当たりながらも、現在ドイツ人のパートナーと結婚し、暮らしている雨宮紫苑さん。海外に暮らして見えてきたことなどを寄稿いただいている雨宮さんだが、「海外在住」ということで起こるさまざまな誤解について執筆したコラムの第3回目は、「日女性が海外でモテる」真相について分析します。 雨宮紫苑さんの今までの記事はこちら 日人女性は当に海外で「モテる」のか 前回、前々回にわたり、「海外在住者に対してよくある誤解とそれに対する弁明」を書かせていただいた。 でも実は、前回の記事からカットした部分がある。それが、「海外在住の日人女性はみんな同じ見た目になる」というイメージについてのくだりだ。これに関しては改めて書きたかったので、こうして別記事にさせていただいた。 というわけで、今回の記事では、「海外在住女性はなぜみんな黒髪ワンレンロングになるのか」「日

    「日本人女性は海外ですごくモテる」の真相(雨宮 紫苑)
    megaflickz
    megaflickz 2020/04/24
    穴モテもまた多様性だ
  • 「ミソジニー」って最近よく聞くけど、結局どういう意味ですか?(江原 由美子) @gendai_biz

    ミソジニー」という言葉をSNSなどで目にする機会が増えた。が、厳密にはどういう意味の言葉なのだろうか。江原由美子氏が『ひれふせ、女たち ミソジニーの論理』(慶應義塾大学出版会)をもとに解説する。 ミソジニーがわからなかった 「ミソジニー」という言葉がある。「女性嫌悪」「女性蔑視」などと訳されたりする。女性や女らしさに対する嫌悪や蔑視のことだという。男性が女性に対して持つだけでなく、女性が同性に対して持つこともあると言われる。 よくフェミニズムで使われるという解説もあるが、私は、フェミニストであると自認しているにもかかわらず、これまでこの言葉を使ってはこなかった。 なぜ使わなかったかというと、素直に分からなかったからだ。この言葉を使うことで何か明らかにできると感じたことは一度もなかった。その言葉に、何かを明らかにしてくれる分析力を感じるよりもむしろ、来歴も機能もおそらく異なるはずの様々な現

    「ミソジニー」って最近よく聞くけど、結局どういう意味ですか?(江原 由美子) @gendai_biz
    megaflickz
    megaflickz 2020/02/09
    家父長制秩序を維持しようとする人は「ミソジニスト」で、家父長制秩序に抵抗しない女性がいわゆる「名誉男性」にあたるのかな?
  • 年越し派遣村から約10年…いま「ネトウヨ」と呼ばれる男の過酷人生(藤岡 雅) @moneygendai

    08年の9月15日のリーマンショックからわずか3ヵ月弱のことだった。日企業はいっせいに派遣切りに走り、特に寮生活を送っていた製造業の非正規社員たちは、住む家も失った。筆者が出張で訪れたJR名古屋駅で、まだ20代と思しき若者が、自販機のつり銭受けに手を入れている姿を目撃したのもちょうど08年の年末だった。 職を失った人たちが日比谷公園に集まった「年越し派遣村」から約10年。時代は変わって令和になった。当時、怒りに震えて、失意に打ちひしがれた彼ら、彼女らはあれからどうしているのだろうか。 「いま僕はネトウヨと呼ばれています。正直、心外ですけどね」 東京・池袋の居酒屋で数年ぶりに再会した男は開口一番、こう語った。筆者は約12年前、非正規雇用の労働問題をよく取材していたのだが、その時に知り合ったのが彼だった。彼は当時、パナソニックを相手に労働争議を戦っていた。 今年、46歳となる岡田正雄(仮名)

    年越し派遣村から約10年…いま「ネトウヨ」と呼ばれる男の過酷人生(藤岡 雅) @moneygendai
    megaflickz
    megaflickz 2020/01/01
    後編まで読んだがほとんど派遣切りの話で、この人がネトウヨ化した経緯についてはさっぱり書かれていない。何が言いたいのかよくわからない駄文
  • 同性愛を毛嫌いする人、自らの同性愛傾向に苦しむ人、共に感じる圧力(ジュリア ショウ)

    同性愛を毛嫌いする人、自らの同性愛傾向に苦しむ人、共に感じる圧力 セクシュアリティをめぐる音と建て前 テレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」の大ヒットを見れば、もはや日では同性愛を偏見の目で見る人はいないように感じられる。しかし、もしもあなたが同性から愛を打ち明けられたら、どうするだろうか。胸に手を当てて想像してみてほしい。あるいは恋人がバイセクシャルだったとしたら? ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの犯罪心理学者であるジュリア・ショウ氏は、著書『悪について誰もが知るべき10の事実』で、「性的逸脱」と呼ぶ人もいるセクシュアリティについて、人びとが当のところどう考えているか、科学的データを根拠に示す。見えてくるのは、同性愛を嫌う人たちと、自らの同性愛傾向に苦しむ人たちの、複雑に入り組んだ感情だ。 同性愛行為は邪悪だと叫ぶ人たち 二〇一七年には、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トラン

    同性愛を毛嫌いする人、自らの同性愛傾向に苦しむ人、共に感じる圧力(ジュリア ショウ)
    megaflickz
    megaflickz 2019/11/16
    "同性愛者を嫌悪する理由の少なくとも一部は、ゲイによって自分が堕落させられたり、誘惑されたりすることへの恐怖心であることだ。"
  • 女子アナは成功のモデルじゃない…小島慶子が語る女子校の意味と問題点(おおたとしまさ,小島 慶子)

    教育ジャーナリストのおおたとしまささんは、長く中学受験の現場を取材し続けてきた。自身も麻布中高の出身で、「中高一貫教育」「男子校」「女子校」の利点と欠点を知り尽くしている。その上で現状を取材してまとめたのが『新・男子校という選択』と『新・女子校という選択』(ともに日経済新聞出版社)だ。 学習院女子中高に通った元TBSアナウンサーで、現在はタレント・エッセイストとして活躍する小島慶子さん。えっ、小島さん女子校出身、しかも学習院女子なの? と思う方もいるかもしれない。学習院と言えば皇室であり、お嬢様学校だという印象だが、小島さん自身が発達障害であることを公表し、子どもの教育のためにオーストラリアへの移住を決断、ジェンダー差別に対する発言も活発に行っており、かなり骨太だ。 では小島さんとおおたさんが語る「女子校の意味」とは何だろうか。発言は「男子校の存在意義」にまで及ぶ率直で刺激的な対談を『新

    女子アナは成功のモデルじゃない…小島慶子が語る女子校の意味と問題点(おおたとしまさ,小島 慶子)
    megaflickz
    megaflickz 2019/11/09
    男子校は思想をこじらせる諸悪の根源だけど女子校はそうではないという根拠が謎
  • 日本の10代女子に「韓国」がこんなにウケてる「本当のワケ」(飯塚 みちか) @gendai_biz

    テレビではほとんど取り扱われない、なのに若者の間ではなぜか人気があるもの――その一つに「韓国」があるだろう。 昨今、若者向けのWEBメディアや雑誌の見出しには韓国トレンドやK-POPアイドルに関する話題がしばしば並び、若者の間で「韓国っぽい」はもはや「オシャレ」を意味する言葉と化した。 芸能界を目指す若者が、日ではなく韓国の芸能企画社を目指したり、実際に韓国でデビューするケースも増えている。 お世辞にも良いとはいえない政治的関係があるにもかかわらず、なぜ若者たちは「韓国」に魅了されてしまうのか。その秘密を紐解く上で重要となるのが「SNS」、そして「カウンターカルチャー」である。 韓国の若者向けプロダクトは「SNS映え」 「第三次韓流ブーム」とも呼ばれている現在の韓国ブームを支えているのは、10代を中心とした若年層世代である。 それ以前の「韓国好き」な人々と言えば、中高年の女性だったり「ア

    日本の10代女子に「韓国」がこんなにウケてる「本当のワケ」(飯塚 みちか) @gendai_biz
    megaflickz
    megaflickz 2019/10/10
    "カウンターカルチャーとしての韓国" 言い方を変えれば若者は日本に絶望してるってことだね。
  • 日本人は、実は「助け合い」が嫌いだった…国際比較で見る驚きの事実(坂本 治也) @gendai_biz

    人の「助け合い精神」その実際のところ 2011年、東日大震災が発生した直後、被災地の支援・復興のため、多数のボランティアと多額の寄付金が日全国から集まった。自然と湧き上がった人々の助け合いの気持ちに、激しく心を揺り動かされた人は決して少なくなかったはずだ。あの時、私たちは「やっぱり日人には、強い助け合いの精神があるんだ!」と再確認できたような気になっていた。 しかし、それは一時的な熱狂にほだされる中で目にした「錯覚」だったのかもしれない。国際比較の観点から見れば、平時において「日人に強い助け合いの精神がある」とは言い難い。むしろ現状では、「困っている他者に冷淡な日人」と言った方がより正確なのかもしれない。 確かに近年の日では、NPO法人など社会貢献活動を担う組織の数は激増している。企業の社会貢献活動も普通に見られるようになった。ソーシャル・ビジネスなどで活躍する「社会起業

    日本人は、実は「助け合い」が嫌いだった…国際比較で見る驚きの事実(坂本 治也) @gendai_biz
  • フランスの避妊は「女性のピル使用」が大多数である深い理由(髙崎 順子)

    男女平等を力強く推進し、「グローバルジェンダーギャップ」のランキングを短期間のうちに駆け上がったフランス。連載「フランスに探る男女連携社会の作り方」は、男女の〈連携〉の在り方を同国に学ぶ。 第1回となる今回は、避妊と中絶について紹介する。フランスでは避妊をする際、ピルを使うなど「女性主導」で行うケースがほとんどだという。日の感覚とは随分違うが、実はそこに深い理由が隠されていた。 (これまでの連載記事はこちらから) 25歳でフランスにやってきて以来、男と女に関して山ほどのカルチャーショックを受けてきた。その中でも安定のベスト3に入るのが「避妊」だ。これは在住20年目の今振り返っても、変わらない。 日で生まれ育った私にとって、避妊と言えばコンドーム。しかもそれは十中八九、男性が用意するものだった。知識としてはオギノ式(いわゆる「安全日」計算)もあったが、自分で活用したことはない。フランス

    フランスの避妊は「女性のピル使用」が大多数である深い理由(髙崎 順子)
    megaflickz
    megaflickz 2019/02/17
    人気ブコメ見るに日本のフェミは女性の権利向上よりも、女のおかげで男にいい思いさせるなどけしからん!みたいな男性嫌悪が根底にあるように感じる
  • 見知らぬ金髪男性から「単なるモノ」として見られた私の絶望感(小野 美由紀)

    「ここ、連れ込み宿でしょ?」 ある日の夜、いつものように近所のカフェで原稿を書いていると、突然、バン、と大きな音を立てて扉が開き、 「何、ここ、どういう場所?」 金髪の大柄な男が、ビールを片手になだれ込んできた。 「ここ、あれでしょ?連れ込み宿でしょ?」 ゲストハウスの一階にあるそのカフェは、外国人旅行客と地元の常連が入り混じり非常に和やかな雰囲気だった。 私は眠れない時や締め切り間際、家から徒歩数分のそのカフェに出かけて行き、深夜まで原稿を書くことが多かった。 「あ、わかった、ここラブホでしょ? この場にいる人たち、これから全員パコるわけだ」 それまで流れていた静かな空気とはまるで不釣り合いな大声に、驚いて皆、顔を上げた。 男は酔っているらしく、足元がおぼつかない。 片手に持ったハイネケンのビンが、ふらふらと空中をさまよっている。 「デリヘル呼んでも良い? そういう宿なんでしょ? それと

    見知らぬ金髪男性から「単なるモノ」として見られた私の絶望感(小野 美由紀)
    megaflickz
    megaflickz 2019/01/19
    ネットでいくら意見表明しても現実に反映させなきゃ意味ねえだろって問題提起
  • 異性と関わりたくない…ハラスメントが拡大する「快適な社会」の代償(御田寺 圭) @gendai_biz

    現実化する「ハラミ会」 2018年11月ごろのことだ。インターネットで突如として「ハラミ会」なるワードが大きな話題となった。「ハラミ」の単語から連想されたかもしれないが、焼肉を楽しむ同好会のことではない。 ハラミ会の正体とは、『モトカレマニア』(瀧波ユカリ著)という漫画のワンシーンに登場した「ハラスメントを未然に防ぐ会」のことだ。女性と事や酒の席を設けてうっかりセクハラをしてしまうことをなくすため、女性を交えての会合そのものを行わない男性会社員のグループが、そのように自称している。 「ハラミ会」のメンバーである男たちの過剰反応ともいえる滑稽な姿は、「セクハラに敏感な社会」を皮肉ったフィクションのように受け止められたようだ。しかしこれはけっして笑いごとではなく、いま実際に社会はフィクションを追い越しつつある。 現代社会では、人々はあまり深い関係でない他者のことを、社会的・経済的な観点から「

    異性と関わりたくない…ハラスメントが拡大する「快適な社会」の代償(御田寺 圭) @gendai_biz
    megaflickz
    megaflickz 2018/12/20
    この手の主張って少子化云々を建前に女を性的搾取したい蔑視したいって本音が透けて見える。"セクハラの基準を決めるべき"論はヘイト発言してるネトウヨが「ネトウヨの定義を言え」と言ってるのに似てる
  • 「空襲から絶対逃げるな」トンデモ防空法が絶望的惨状をもたらした(大前 治) @gendai_biz

    日常に入り込む「怖くない戦争」 日アメリカ戦争を始める13年前、1928年7月から政府は大規模な防空演習を各地で実施した。航空機の模擬戦闘や消火訓練など華やかな防空ショーが国民を魅了する。 1937年3月に制定された「防空法」は、この防空訓練への参加を国民の義務とした。 翌年11月27日、読売新聞は少年少女むけに防空訓練の特集を組み、「空襲! さぁ窓に目張りしませう」の見出しで、窓枠に新聞紙を貼ったりハンカチで鼻を押さえたりする児童の写真を掲載。 訓練とはいえ緊迫感がなさすぎる(80年後の今も、日政府は北朝鮮ミサイル対策の一つとして「窓の目張り」を指示している。そこにも緊迫感はない)。 その横に、「爆弾投下を見に駆け出しては駄目」と警視庁防空課が説く心得を掲載。実際には逃げるか腰を抜かすかの二択のはずで、面白がって駆け出すはずがない。

    「空襲から絶対逃げるな」トンデモ防空法が絶望的惨状をもたらした(大前 治) @gendai_biz
  • 1