71%の企業がすでに創造的破壊の脅威にさらされている アクセンチュア 通信・メディア・テクノロジー事業グループ グループ最高責任者 オマール・アボッシュ(Omar Abbosh) 今回のオマール・アボッシュ氏の来日会見は、同氏が共著者である新著『ピボット・ストラテジー :未来をつくる経営軸の求め方、動かし方』(東洋経済)の発刊にともなうもの。 この本はアクセンチュアの数千社の企業を対象にした調査から得られた知見を元に、現在進行している企業の「創造的破壊」と事業の再構築に関する深い考察が紹介されている。 冒頭、アボッシュ氏は「71%の企業がすでに創造的破壊の脅威にさらされている」と述べた。その脅威を乗り越え、イノベーションを起こすために膨大な金額の投資がおこなわれているが、そのうち効果をあげているのは14%にすぎないともいう。 ビジネスパーソンにとっては、「創造的破壊」は馴染み深い。「イノベ