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2016年1月20日のブックマーク (2件)

  • 006甲骨文の中の表音文字(借字)【甲骨文の誕生006】 - 高島敏夫の研究室

    文字とは何か?──最古の文字とは?(6) 甲骨文の中の表音文字(借字) 文字体系が整う最も重要な条件は表音機能を具えることでした。前回取りあげたわが国の文字体系も、表音専用の文字である平仮名と片仮名が発明されることによって、ようやく土台が完成したわけで、このことを裏付けています。では甲骨文の場合はどうなのでしょう? 甲骨文は象形文字ばかりでできていますから、全て表意文字であろうと、誰もがそのような見当をつけるわけですが、しかし象形文字であるが故に死角になっていることもあるのです。それは一見表意文字ばかりに見える象形文字の中に、表意文字ではないものも混じっていることです。甲骨文の用例を見ながら話しを進めていくことにします。 現在「甲骨文」という名称が定着していますが、当初は様々な呼び方がされていました。契文・殷契・書契・貞卜文字・貞卜文・卜辞・殷墟文字・亀版文・骨刻文・亀甲獣骨文字などです。

    006甲骨文の中の表音文字(借字)【甲骨文の誕生006】 - 高島敏夫の研究室
    meityou
    meityou 2016/01/20
  • 五人衆謀反次第

    「我ら五人衆、この通りお館様にご忠誠をお誓い申し奉りまする」 武勇で名高い五人衆は、揃って喜多川右府に対し、地面に這いつくばるように平伏した。 しかし、その言葉に反して、五人衆の筆頭である中居弾正は、怒りと絶望に覆われていた。 (彼奴の裏切りさえ無ければ・・・) 中居は、まるでその怒りを抑えこむように、いつしか自分の手をつねっていた。 事の発端は、半年ほど前のことである。 彼ら五人衆を見出し、股肱の臣として、ここまで育て上げた飯島摂津守が、突如、その主君、喜多川右府に反旗を翻したのだ。 原因は、主君による飯島摂津守への嫌がらせである。家中の諸将たちが見守る中、何を思ったか喜多川右府は、刀に刺したを飯島摂津守に突き出すと、「え!」と屈辱的な命令を発したのだった。 もし、これを断れば謀反者として一族郎党滅せられる・・・飯島摂津守は、武功を立てお家を支えてきたという自らのプライドをぐっと飲み

    五人衆謀反次第
    meityou
    meityou 2016/01/20