宗教的な分極化が進むアメリカで、宗教的な多様性が維持されているのはなぜか。その答えを導くカギは、宗教宗派を超えたソーシャル・キャピタルの網の目にあった――膨大な調査データを駆使して実証的に描き出した、コミュニティ論の金字塔! 《著者紹介》 ロバート・D・パットナム(Robert D. Putnam) 1941年生まれ。ハーバード大学教授。ハーバード大学ケネディ行政大学院学長、米国政治学会会長等を歴任。著書に『孤独なボウリング』(柏書房)のほか、『われらの子ども』(創元社)、『哲学する民主主義』(NTT出版)、編著に『流動化する民主主義』(ミネルヴァ書房)など。本書でウッドロウ・ウィルソン基金賞、一連の研究でヨハン・スクデ政治学賞および米国人文科学メダルを受賞。 デヴィッド・E・キャンベル(David E. Campbell) 1971年生まれ。ノートルダム大学教授。選挙行動や教育、宗教に関