東京五輪選手団や大会関係者の入国が集中した今月中旬、国土交通省が海外から到着する便で一般旅客らの新規予約受け付け停止といった搭乗制限を航空会社に要請した際、国際航空運送協会(IATA)が同省に「(応じるのは)非常に困難だ」と文書で懸念を伝えていたことが26日、関係者への取材で分かった。 IATAは国際線を運航する航空会社でつくる業界団体。14日付の文書では、新型コロナウイルスが流行する中、全ての旅客に渡航する理由があり、航空会社が一般旅客を差別するのは問題があると指摘。五輪による旅客増を考慮して検疫や到着処理能力を高めることなどを求めた。
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