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ブックマーク / courrier.jp (20)

  • コーヒーの前にセックス─英国人記者も仰天「アイスランドの恋愛事情」 | 「デートに誘うのは、高い費用を払って配管工を雇うようなもの」

    体の相性を確かめてから、真剣な交際にいたるというのはヨーロッパにおいて珍しい話ではない。だが、セックスが大きな意味を持たないアイスランドでは、体の関係が続いても、いつまで経っても「デート」に進展することはなく、ましてや真剣な付き合いまでもっていくのは、相当ややこしいようだ。英紙記者が、アイスランドの奇妙な恋愛事情を現地で徹底取材した。 「コーヒーの前にセックス」は、北欧諸国の恋愛習慣を表す常套句として多用される表現だが、その意味は国によって若干異なる。スウェーデンでは、効率的なデートスタイルのかなり単刀直入な簡略表現だが、そのものずばりの意味で使われているのは、アイスランドだけだ。 どんな展開になったとしても(日を改めてコーヒーを飲みに行く、もっとセックスに励む、同棲を始める、あるいは何もなかったことにする)、考えられる限りのロマンスの順序は「デート」ではなく、「セックス」から始まる。 何

    コーヒーの前にセックス─英国人記者も仰天「アイスランドの恋愛事情」 | 「デートに誘うのは、高い費用を払って配管工を雇うようなもの」
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2024/08/19
    合計特殊出生率が1.8くらいあるのか。さすがと見るか、それだけヤッても2ないとみるべきか。
  • がんの診断と同時に即「安楽死」を勧められた─「安楽死先進国」の現状 | 「医療体制の不備」を正当化する手段に

    治療もなしに「安楽死」を勧める 2022年の感謝祭休暇のことだ。アリソン・デュクリュゾーは、腹部の痛みを感じはじめた。最初はターキーのべすぎだろうと思っていたが、痛みは長引いた。 2週間後、彼女はかかりつけ医を受診しCTスキャンを受けたものの、原因はわからなかった。直後、痛みはさらに悪化したため、彼女のパートナーはバンクーバー島にある地方病院の救急センターに行くことを勧めた。そこの医者は、彼女が重度に進行した腹部のがんに侵されていると告げた。最も恐れていた事態だった。 当時56歳だったアリソンは結局、進行の速い腹膜がんのステージ4と診断された。2023年初頭に専門医の診察を受けると、あと数ヵ月しか生きられないだろうとのことだった。化学療法は彼女のがんには効かず、せいぜいわずかな時間稼ぎになるだけで、手術も不可能だというのだ。その代わり、家に帰って法的な書類を整理し、医療による死亡幇助(M

    がんの診断と同時に即「安楽死」を勧められた─「安楽死先進国」の現状 | 「医療体制の不備」を正当化する手段に
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2024/07/03
    “がんを縮小させるための腫瘍減量手術、および温熱化学療法があるとわかったのだ。カナダでそれをしているという医者に連絡を試みたものの、2ヵ月経っても電話で話すことすらできなかった。”
  • 元セックスワーカーの俺だからわかる「女性が男に本当に求めていること」 | 彼女たちとの4年間を振り返る

    エスコートサービス業に従事していたオーストラリア人男性が回顧録を出版。クライアント女性たちが求めていたのは素晴らしいセックスだけではなく……。 エリーとサリーの場合 男性たちがエリー(仮名)に目を留めなかったわけではない。「私のほうが男性に興味を持てなかったんです」と彼女は言う。 友人たちが恋愛し、結婚して子供を持つなか、エリーの関心は「学校を卒業して大学へ行き、仕事を得て、その他いろいろなことをする」ことだった。 それは科学の分野のキャリアで実を結んだが、37歳になっても処女のままだった。「自分の一部が欠けているように感じていました」とエリーは言う。 54歳のサリー(仮名)は結婚や子供には興味がなかったが、「素敵な恋愛」は何度もした。彼女を悩ませてきたのは、一夫一婦制だ。 「それは私にとっては、どうでもいいことだったからです」と彼女は言う。 企業のマーケティング幹部であるサリーはこの10

    元セックスワーカーの俺だからわかる「女性が男に本当に求めていること」 | 彼女たちとの4年間を振り返る
  • 黒人の少女だけ「ガン無視」されたメダル授与式 「胸が張り裂ける」動画 | アイルランドの体操競技会で

    一列に並んだ若い女子体操選手たち一人ずつの首にメダルをかけていく審判。だが黒人の少女の前だけ素通りして、彼女にメダルを与えなかった──これは2022年3月にアイルランドで開催された競技会での表彰式の動画だが、数日前からツイッターで拡散され、国際的な批判を浴びている。 Welcome to Ireland where people get away with racism! This little black girl broke my heart. Don’t skip this post without leaving a million heart for her. Make her famous… pic.twitter.com/YYMIP1IALZ — Mohamad Safa (@mhdksafa) September 22, 2023 カメラマンやコーチなど、その場にいた大人の

    黒人の少女だけ「ガン無視」されたメダル授与式 「胸が張り裂ける」動画 | アイルランドの体操競技会で
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2023/09/26
    むしろ、よくこのシチュエーションで、しかも子ども相手にこんな非道なことをできたよね…絶句する他ない。
  • 「マッチングアプリ」に疲れて「Googleドキュメント」に移行する人々が増加中 | もうスワイプする必要はない

    シンプルに自己アピールで勝負 ソフトウェアエンジニアのコニー・リー(33)は昨年、恋人と別れた後、ふたたびマッチングアプリを使うようになった。しかし、そこで出会った男性の多くはカジュアルな関係を求めているようだったので、彼女は違う方法を試してみることにした。 それは、記事1分ほどもある長い履歴書のようなプロフィールを書くことだった。デート相手を探すために、レジュメのような長い自己紹介文を他人がオンラインで公開しているのを見たことがあったのだ。

    「マッチングアプリ」に疲れて「Googleドキュメント」に移行する人々が増加中 | もうスワイプする必要はない
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2023/08/19
    “このような長いプロフィールは「デート・ミー・ドキュメント(date-me doc)」と呼ばれ、ほとんどの場合、Googleドキュメントを使って作成” それを日本では増田婚活と呼ぶ
  • マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ

    30年ほど前、ハーバード大学教授のマイケル・サンデルは1990年代の“黄金の仮面”に隠されたものを暴いた。 冷戦終結後に訪れた繁栄と陶酔の仮面をはぐと、そこには不安があふれていた。サンデルの耳に届いたのは、エリート層が推進するグローバル化に反対する人たちの声だった。 彼らの意見を集めて1996年に出版されたサンデルの著書『民主政の不満 公共哲学を求めるアメリカ』(勁草書房)は、古典として読み継がれている。いまこのを再読すると、すでに現在の状況を予感させる記述がいくつも見られる。 また、サンデルは2020年に出版した著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(早川書房)のなかで、能力主義を解体し、生まれや環境の平等が欠如していることが真の能力主義の普及を妨害している、と指摘する。 能力主義が生んだ格差によって大きな被害を受けた労働者階級が、怒りを覚えるのは当然だ。サンデルは『民主政の不満』

    マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2023/07/02
    “左派は移民問題に言及するとき、国家、共同体、国民として、私たちをひとつに結びつける新しい理念を提示する必要があります。”
  • セックス依存症の夫の浮気を、私は許さなければならないのか? | 裏切られたパートナーたちの「深すぎる傷」

    リビングの床で、とぐろを巻いた蛇のように放置された掃除機──私はそれを、我が家の崩壊を象徴するイメージとして記憶することになるだろう。 昔からこの部屋が大好きだった。南向きの大きな窓から差し込む日差しは、冷え込んだ冬の日でも私の顔を温めてくれる。でも、今日の真夏の日差しには息が詰まりそうだ。 木々の葉は完璧な輝きを見せ、空は青く澄み渡っている、そんな朝だ。外の世界はこんなにも美しいのに、私の世界はバラバラに砕け散りそうだ。 ついさっきまで、家事の分担のことで夫と喧嘩していた。あまりにもイラつくと、私はついステレオタイプ的な行動をとってしまう。電話をする彼の周りで、掃除機をかけまくるのだ。 でも、今朝は違う。彼が隣に座ってくれと言ってきた。何か大事なこと、個人的なことを話したいという。私は掃除機を床に置きっぱなしにする。 彼の隣に座り、黙って耳を傾けながら、彼の手を握る。夫は自分が10代の頃

    セックス依存症の夫の浮気を、私は許さなければならないのか? | 裏切られたパートナーたちの「深すぎる傷」
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2023/07/01
    突然夫婦関係の基本的信頼の裏切りに匹敵するカムアウトを受けても「政治的に」相手を批判することが公然と許されない社会的雰囲気のある属性だと被害者が被害者性を否定される問題
  • 遺伝も性別もタブー… 進化生物学者が危惧する「左派からの科学への攻撃」 | ダーウィンもメンデルも“キャンセル”されてしまうのか

    ──ダーウィン主義の生物学者のあなたは、宗教右派と論争してきました。しかし、左派に対して警鐘を鳴らすようになったのはなぜでしょうか? もともとの私の論敵は、創造論者、反ワクチン主義者、気候変動懐疑論者です。細かく言うと、アメリカ人の半数以上が創造論者であり、そのうちの40%が聖書の字義通りの創造を信じ続けています。33%は、人間は何百万年もかけて進化したと考えていますが、その進化も神の導きだと思っています。「インテリジェント・デザイン」論(註:何らかの知性ある存在が宇宙や生物の発生に介在したとする理論)に通ずる考え方です。 進化論を信じるアメリカ人、つまり、進化は神と何も関係がないと考える人々は22%しかいません。ただ、創造論はすでに大学からは駆逐され、公教育で創造論を教えてはならないとする判決が最高裁で出ています。最高裁の保守化でどう変化するかはわかりませんが……。 いまのところ、この戦

    遺伝も性別もタブー… 進化生物学者が危惧する「左派からの科学への攻撃」 | ダーウィンもメンデルも“キャンセル”されてしまうのか
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2023/05/13
    “生物学的「性」の否認、それから「植民地主義的」だとされる近代科学と、土着の知識とを並列しようとする運動、人間は遺伝ではなくもっぱら環境の産物であると考える「空白の石板」的思考、”
  • 米紙が斬る「統一教会にとって日本は大事な“金づる”だ」 教団が安倍晋三を重宝した理由 | 文鮮明帝国の“カネの流れ”に迫る

    安倍元首相の殺害事件を受けて旧統一教会に厳しい目が向けられるなか、米紙「ワシントン・ポスト」がその資金源と大物政治家との関係に斬り込んだ。元教会幹部やカルト研究者らに言わせれば、日はこの世界的教団の富の7割を生み出す「金脈」だという。 霊感商法で儲かる世界帝国 悲嘆にくれる高齢者を狙う訪問販売と、著名な政治家との人脈づくり──世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はこの両輪により、数十年をかけて日を最も当てにできる「金脈」として確立してきた。 教祖・文鮮明が築き上げたスピリチュアルで儲かる世界帝国を研究してきた専門家たちはそう指摘する。 そして今、日の安倍晋三元首相殺害の容疑者が「特定の宗教団体」に恨みを抱いていたと警察に供述し、旧統一教会が容疑者の母親は信者であると認めたことにより、この国で長らく物議を醸してきた同教会に再び厳しい目が向けられている。 日の報道によれば、山上徹也容疑者

    米紙が斬る「統一教会にとって日本は大事な“金づる”だ」 教団が安倍晋三を重宝した理由 | 文鮮明帝国の“カネの流れ”に迫る
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2022/07/14
    https://www.washingtonpost.com/world/2022/07/12/unification-church-japan-shinzo-abe/ ワシントンポストは登録しなくても無料で読めるよ。
  • 英紙が「安倍晋三と統一教会の関係」に迫る─それは祖父・岸信介の時代から「公然の秘密」だ | 自民党とカルトの“近すぎる距離”

    Text by Kana Inagaki, Antoni Slodkowski, Eri Sugiura and Christian Davies 安倍元首相と旧統一教会とのつながりが注目されるなか、英紙「フィナンシャル・タイムズ」がそのカルト団体との“近すぎる距離”に迫った。それは祖父・岸信介の時代から、日の支配者層とメディアが見て見ぬふりをしてきた公然の秘密だと指摘する。 日政界の「不都合な真実」 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は7月11日に東京都内で会見を開き、安倍晋三元首相殺害の容疑者が同教会に恨みを抱いていたという報道に困惑しているとの見解を示した。 日教会会長の田中富広は、山上徹也容疑者の母親が会員であることは認めたが、献金額については明らかにせず、教会への献金は強要ではなく人の意思であると述べた。 山上の母親は同協会への多額の献金によって破産したと報じられている。

    英紙が「安倍晋三と統一教会の関係」に迫る─それは祖父・岸信介の時代から「公然の秘密」だ | 自民党とカルトの“近すぎる距離”
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2022/07/12
    消えとるっ…一瞬ビビる。
  • ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか

    アメリカという「現代のバベル」 崩壊後のバベルに生きるというのはどんなものだろう? 創世記には、ノアの子孫たちがシナルの地に巨大な都市を建設したと記されている。彼らは自身らの「名を高めるため」に、「頂上は天まで届く」塔を建てた。神は人間の傲慢に腹を立てて言った。 「見よ。彼らは一つの民であり、一つの言葉だけをもつ。そしてこれは、これから彼らが為すことの始まりに過ぎないのだ。今や、彼らが為そうとすることで不可能なものはなくなった。さあ、下界に降り、彼らの言葉を乱そう。彼らが互いの言うことを理解できなくなるように」 聖書の文に記述はないが、この物語の有名な解釈の多くでは、神が塔を破壊したことになっている。そこで、この劇的な場面を心に描いてみよう。人々は互いにコミュニケーションを取ることができず、互いの無理解を呪い、廃墟の中を彷徨うのだ。 このバベルの物語は、2010年代のアメリカで起きたこと

    ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2022/06/12
    “最新版のソーシャルメディアプラットフォームは、最も過剰に倫理を振りかざし、また思慮深さから最も遠い一面を我々から引き出すよう、ほぼ完璧に設計されている。”
  • 眞子さん結婚、米紙読者の反応は「NYへようこそ」「日本社会の暗部を露呈」 | アメリカメディアでも報道、コメント続々

    皇室の損失は、NYの利益」 「ニューヨーク・タイムズ」は「ついにロイヤル・ウェディング。しかしトランペットは鳴らず、記者会見のみ」と題して報道した。 同紙は小室圭さんが記者会見の冒頭で、カメラに向かって「私は眞子さんを愛しています」と宣言したことに触れ、「テレビで中継される結婚式やバルコニーでのキスがなくても、ロマンチックな献身の感動的表現があった」と伝えた。 同紙の拠点は2人が新婚生活をスタートするとされるニューヨーク。結婚を伝える記事のコメント欄には「日皇室の損失は、ニューヨークの利益です。眞子さんと夫の小室圭さんの西半球での結婚生活が素晴らしく幸せなものになりますように」「お2人がニューヨーカーになるのをとても楽しみにしています!」などと、移住を歓迎する声も寄せられた。

    眞子さん結婚、米紙読者の反応は「NYへようこそ」「日本社会の暗部を露呈」 | アメリカメディアでも報道、コメント続々
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2021/10/29
    はてな村で世論を測るのはナンセンスなのかもしれないが、人権と相いれないことが明白な天皇制廃止を謳う政党が出てきたらどのくらいの支持を得られるのだろうか興味がある。
  • #148 中国人女性がベルギー最古の貴族に─上流社会の“中国アレルギー”を乗り越えたシンデレラストーリー | ベルギー・中国ニュース拾い読み 

    中国南部の農村で生まれ育った女性が、パリでハンサムな貴族と出会い、恋に落ち、やがてベルギーの正式な「プリンセス」になった。欧州貴族社会に根強い中国アレルギーを乗り越え、ひっそりと暮らすその中国人「プリンセス」とは……。 中国人女性がベルギー「王子妃殿下」に 中国は20世紀になっても、1912年まで満州族の皇帝が支配する王朝・清朝(大清帝国)だった。辛亥革命(1911~12年)で清朝が倒れ中華民国が建国するが、ラストエンペラー・溥儀(1906~67年)を筆頭とする清朝皇室・愛新覚羅(アイシンジュエルオ)家は、1924年まで中華民国政府による宮殿、財宝の温存、年金支給などの優待を受けた。 ただ1924年当時に“元皇族”待遇で暮らしていた者も2021年現在、ほぼ全員亡くなり、現代の中国人にとって「プリンス」「プリンセス」は遠い遠い昔のおとぎ話にすぎない。 そんななか、ベルギー王子に見初められたの

    #148 中国人女性がベルギー最古の貴族に─上流社会の“中国アレルギー”を乗り越えたシンデレラストーリー | ベルギー・中国ニュース拾い読み 
  • 仏紙が豊田市の保見団地に見た「日本の移民政策の限界」 | 移民の社会的統合はなぜ進まないのか?

    愛知県豊田市にある保見団地は、住人の約半数が外国の出身だ。その多くはブラジル人で、団地内ではポルトガル語が飛び交う。しかし現状では、こうした移民の社会的統合はあまりうまく進んでいないという。それはなぜなのか? 仏紙「ル・モンド」がこの団地を取材した。 開いた窓の外には木々が茂り、その向こうにある、くたびれたコンクリートの威圧的な団地の建物は、さほど目に入ってこない。その窓から流れ込む空気が心地よかった。 ここは愛知県豊田市保見ヶ丘、保見団地の地域住民のための交流館だ。今年7月、ここでNPO「トルシーダ」の会合が開かれていた。 小会議室の暗い色の壁には、カレンダーや地元の野球チーム「バッファローズ」の青いポスター、そして「努力」と書かれた紙が貼られている。日系ブラジル人の母親6名が、トルシーダ代表の伊東浄江を交えて、ポルトガル語で今夏の催し事の案を出しあっていた。

    仏紙が豊田市の保見団地に見た「日本の移民政策の限界」 | 移民の社会的統合はなぜ進まないのか?
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2021/10/12
    「日本の移民政策の限界」って、そもそも日本に移民政策なんてあるのか…移民状態を移民と認めない以外に。
  • 脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり

    アメリカの名門大学に編入したのに…がっかり? 脱北者で人権活動家のパク・ヨンミ(27) は、現在ニューヨークに在住し、難関エリート校のひとつであるコロンビア大学に通っている。2016年に韓国の大学から編入したのだ。 彼女がアジア圏だけでなく、欧米諸国でも注目を集めたきっかけは、2014年の国際会議でのスピーチだった。 彼女はアイルランドで開かれた18~30歳の若者による国際会議「One Young World」に参加し、壇上で涙ながらに北朝鮮の悲惨な実情や、常にレイプや死と隣り合わせだった中国での脱北生活について語った。その様子は世界中で報じられ、英メディアBBCが毎年発表する、世界に影響を与えた「100人の女性」にも選ばれた。

    脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2021/06/21
    まぁ昔からアメリカのエリート大学は「べき」論が強いって言われていたからね。
  • 「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」

    選挙当時、アメリカ国内の新型コロナによる総死亡者数は25万人の大台を超え、その犠牲は他の西洋諸国をはるかに上回っていた。さらに選挙後、前大統領の支持者たちは、選挙結果が「盗まれた」という根拠のない主張を進んで受け入れているように見えた。 私が育ち、そして今も愛しているこの国で、いったい何が起こっていたのだろうか? そして、この狂気があくまで一時的なものに過ぎないという可能性はあり得るのだろうか? その答えを期待して、私はホックシールドに電話をかけた。カリフォルニア州立大学バークレー校の名誉教授である彼女は、社会学者として非常に有名だ。書くものがわかりやすく、一般読者を対象にした作品を多く著してきたということももちろんあるが、同時に、彼女が現実の人々の日々の生活と悩みに注目してきたためでもある。 左派には見えない、右派が見ている「世界」 ホックシールドはその50年のキャリアを通じ、人々が公共

    「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2021/01/24
    おー、ホックシールドだ。初めて顔を見た(バカの感想)
  • デートでエスコートしてほしいけど、平等な結婚生活がほしい女性たち | まずは「平等な恋愛」をふたりで考えるところから

    女性の社会進出、家事育児の分担──ジェンダーにおける不平等を是正するうえで、これらは重要なことだ。しかし、男女関係においてひとつ見落とされがちなことがある。「デート」の不平等だ。 事代を出し、会話やセックスではリードし、プロポーズする……これらは「男がやるべきこと」と思っている人は少なくないかもしれない。しかし、暗黙のルールとしてまかり通ってきたこの「不平等」が、実は不平等な結婚生活に繋がっている可能性があるという。 デートの仕方と結婚生活は直結している 進歩的な思想を持つヘテロ(ヘテロセクシャル:異性愛者)女性たちは「男性と平等なパートナーシップを結びたい」とよく口にする。しかしインタビューしたところ、デートに関しては話が別のようだ。 女性たちはデートの段取りを決めてもらい、お金を払ってもらい、セックスではリードしてもらうことを男性に期待していたのである。この「慣例」が一通りおこなわれ

    デートでエスコートしてほしいけど、平等な結婚生活がほしい女性たち | まずは「平等な恋愛」をふたりで考えるところから
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2020/03/29
    “結婚してから軌道を修正することは難しいものである。女性たちが恋愛関係において求めた「ジェンダーのステレオタイプ」は、結婚という長きに渡るパートナーシップにも影響するのだ。”
  • 移民はダメでも「技能実習生」なら受け入れる日本の身勝手を米紙が指摘 | 激しい日本の搾取に中国人もベトナム人も怒った

    移民はいつまでたっても受け入れないが、抜け道はある。日の中小工場が長年にわたって外国人労働者を使ってきたのは「技能実習」なる方法だった。しかし、実態は女工哀史そのものの激しい搾取。その実態に、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が迫った。 「中国の月収3倍」に惹かれて来日 リュウ・ホンメイは上海の服飾工場での仕事に飽き飽きしていた。労働時間は長いのに、稼ぎが少なかったからだ。 3年前、その仕事を辞めて日の岐阜県にある縫製工場で働くことにした。この工場は、中国での月給430ドル(約4万8600円)の3倍出すと約束してくれたのだ。息子が生まれたばかりで、増えた家族のためにも数十万円の貯金ができるだろうと期待していた。 彼女は「絶好のチャンスだと思いました」と振り返る。 「チャンス」ではあったかもしれないが、実はこれは「労働」ではなかった。日で婦人服にアイロンをかけ、包装していた時間は、法的には

    移民はダメでも「技能実習生」なら受け入れる日本の身勝手を米紙が指摘 | 激しい日本の搾取に中国人もベトナム人も怒った
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/12/08
    アメリカの不法移民も立法・執行機関が半ば織り込み済みで入れているけど、日本の場合は政府自らが主導して入れ込んでるのが凄いよね。
  • 大統領のすべての外交演説を書く男、ベン・ローズ──文学青年はいかにしてオバマ側近のトップにのぼりつめたのか

    イランとの核合意、キューバとの国交回復、シリア介入の撤回など、オバマ外交を代表する重要な決断において、大統領の発言をすべて「執筆」した男がいる。38歳の大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)にしてスピーチライター、ベン・ローズだ。 若くしてオバマの側近中の側近となった彼の人生を追い、彼が残した「小説」を引きながら、世界を変える外交政策を紡いでいくその思考の軌跡も再現する、大型ポートレート記事の全訳をお届けする。 地下鉄のなかで泣いている男 2001年9月11日、ある若い男がノース・ウィリアムズバーグの海辺に立っていた。 その日は、ニューヨーク市の選挙の日でもあった。 彼は、旅客機が超高層ビルに体当たりするのを見た。ありえない、それでいて忘れることのできない瞬間だった。 そしてパニック、ショック、そして終わることのない恐怖がやってきた。 彼はドン・デリーロの小説『アンダーワールド』の表紙を思

    大統領のすべての外交演説を書く男、ベン・ローズ──文学青年はいかにしてオバマ側近のトップにのぼりつめたのか
  • 死刑を廃止した国で「和解」は実現するのか?(上) | 100万人を虐殺した3万人が、もうすぐ社会に戻ってくる

    虐殺者たちの「心のケア」 ガサボ刑務所の集会所は広々としている。何百人も収容可能なこの建物はレンガの壁で囲まれ、屋根は金属製、窓につけられた鉄格子の隙間からは緑の丘が見える。 しかし、5月のある午後、そこには虐殺の罪に問われた20人の囚人と、私を含めた数人の訪問者しかいなかった。みんなで輪になって椅子やベンチに座る。囚人の頭は刈りこまれ、その黒々とした肌は、着ているピンクやオレンジの囚人服とくっきりと対照をなしている。 私は隣に座っていたしわだらけの老囚人を見ながらこんなことを思っていた。 いったい何人を、どんな武器で、どれほどの憎悪で、彼は殺したのだろう――。 ガサボ刑務所には約5000人の囚人がいる。彼らの約半数が、あの恐ろしい民族浄化、ホロコーストにかかわる罪で投獄されているのだ。 1994年4月、ルワンダの多数派民族フツ族の指導者が部下に「少数派のツチ族を根絶やしにせよ」と命じた。

    死刑を廃止した国で「和解」は実現するのか?(上) | 100万人を虐殺した3万人が、もうすぐ社会に戻ってくる
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