本書でまず惹かれたのはこの部分でした。大橋さんが以前まったく同じ話をしていたからです。本書著者の表さんの場合には講師業が忙しくなったときに日記を付けたといいますが、大橋さんは会社員時代に「仕事しかできないくらい忙しくなった」時に「それでも日記を付けることだけはやめなかった」らしいのです。 なぜそんなに忙しいときにわざわざ日記を付けるのか? 忙しいからこそ日記を付ける? 日記を付けて何がしたいのだろう? 「こんな生活を続けて、私に何が残るのだろう」 このように問いただした表さんは「日記を付けよう」と思い至ったというのです。 私にはここがよくわかりませんでした。「人に頼まれた仕事をして、給料をもらうばかりの毎日では、たとえどれほど収入を得て生活が充実していようと、自分というものがなくなっていく」というのはわかります。 しかし「日記を付ければそんな生活でも救いが得られる」というのがわからなかった
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