「わかったつもり~読解力がつかない本当の原因」を再読。 この本は、実際に文章を読み、自分の解釈と著者による説明を照らし合わせながらながら、一つ一つ自分の「わかったつもりの落とし穴」「読み方の癖」に気づいていくワークブックです。 結論自体は、p208からの4ページにすべてまとめられていますが、それだけだとこの本でいわれていることはさっぱり頭に入ってこないと思います。 なので、詳しくは、本を読んで確認してみてください。 「読む」という行為には「わからない」→「わかる」(わかったつもり)→「よりわかる」の3段階がある。 「わからない」状態に対して、私達の感覚は鋭敏です。そして、「わかる」ための努力の方向も比較的見えやすいはずです。 ①文脈がわからないとわからない ②文脈がスキーマを発動し、文脈からの情報と共同して働く ③文脈がそれぞれの記述から意味を引き出す ④文脈が異なれば、異なる意味が引き出