これは一生ものだと思う物語に出会うことはそう多くはないけれど、その瞬間はとてもはっきりしていて、本を閉じて立ち上がってうろうろしたあとにすごいすごい、しか言えない感じ。 この本(というかその話)を読み終えた瞬間もまさにそんな具合で、「一生ものだ」なんて、まだ一生を終えてもいないのに確信してしまうくらいこの本は自分にとっては特別な本になりました。 なので、全力でいろんな人におすすめしたいのですが、同じ町田洋さんの「惑星9の休日」とも違い、この「夜とコンクリート」についてはできるだけ、予備知識なしで読みはじめた方がしっくりくると思うので、興味のある方はぜひ以下の文章は読まずに、まず「夜とコンクリート」を読んでみて欲しいです。 夜とコンクリート 作者: 町田洋出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2014/02/03メディア: コミックこの商品を含むブログ (19件) を見る昨年末のベスト10日記