復元を成功させたのは、ロンドン北部バッキンガムシャー州にある英国立コンピューター博物館で、3年かけて「WITCH」の修復にとりかかり、今月20日に起動させたそうだ。 Harwell Dekatron / WITCH Reboot 1951年当時、WITCHをはじめとし、世界に十数台のコンピューターが世界に存在していたが、その後同時代のコンピューターは廃棄されたり、解体して再利用されどんどん姿を消していった。その中でWITCHだけがそのままの姿で生き延びてきたという。さすが魔女(WITCH)と名付けられただけのことはある。 WITCHは、原子力研究用としては1957年の時点で時代遅れになり、教育目的で73年まで利用された後、廃棄を待つ間、一時的に英国立コンピューター博物館が保管していたものを、2008-2009年に博物館のボランティアが「再発見」した。 現代のコンピューターが「0」と「1」で
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