雑記 | 02:09 | 12月5日に内閣府から発表された「幸福度に関する研究会報告―幸福度指標試案―」を見ていて、改めて気になった調査があった。それは、日本の高齢者の主観的幸福度が低いことだ。参考:http://www5.cao.go.jp/keizai2/koufukudo/koufukudo.html 下のグラフは、同報告書より引用したもの。オレンジの線で示されている、日本人が主観的に感じている幸福度は、若いころほど高く、40代後半まではアメリカ人よりも高い。それなのに、50才以降では、アメリカ人が感じている幸福度がどんどん上昇していくのに対して、日本人の感じている幸福度は、上がるどころか下がっている。このグラフはアメリカ人との比較だけだが、それ以外の外国の調査でも、年齢と幸福度の関係は、U 字カーブをたどるとされる。その要因について同報告書では、次のように述べている。 「熟年層に入