こんにちは。香川健介です。 アゴラでは、財政や社会保障、経済に関する記事を連載しています。 さて、前回の記事「日本の財政の現状をわかりやすく書くとこんな感じです」では、日本の財政の大まかな現状を説明しました。 今回の記事では、「日本政府に膨大な借金をもたらした最大の原因は何なのか?」ということについて、1990年から2016年にかけての財政の変化を見ながら、前回の記事を掘り下げていく形で説明しようと思います。 まず、日本の財政は、1990年から2016年にかけて、どう変わったのでしょうか? 1990年というと、おおよそ30年くらい前です。1980年代のバブル経済が崩れたあたりの年ですね。 1990年度の財政資料を見てみると、当時、日本政府の年間予算は、ぜんぶで66兆円でした(この数字は覚えなくてOKです)。 2016年度は96.7兆円なので、1990年度の66兆円より、およそ30兆円も増え
自分がカラオケで歌う様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した東京都内の男性(45)に対し、東京地裁が、カラオケ機器メーカーの著作隣接権を侵害するとして公開禁止を命じる判決を言い渡していたことが分かった。 ユーチューブには同様のカラオケ動画が多数投稿されているが、公開を禁じた判決は初めてとみられる。スマートフォンの普及で動画の撮影や投稿が容易になる中、投稿者側は注意を払う必要がありそうだ。 ◆削除要請12万件 「自己満足のために公開しただけなのに、裁判になったのは驚いた」。敗訴した男性はそう困惑する。 男性は昨年9月頃、都内のカラオケ店で人気女性グループの曲を歌った姿を自らスマホで撮影。約2分間の動画にし、ユーチューブに投稿して公開した。
北朝鮮が世界30か国以上の銀行を狙ってサイバー攻撃を仕掛け、多額の現金を盗んだ可能性が高いことがわかり、北朝鮮の核・ミサイル開発の新たな資金源になりかねないという懸念が出始めています。 アメリカ大手、シマンテックはNHKの取材に対し、おととしから、ことしにかけて、北朝鮮のハッカー集団がバングラデシュやベトナムなど世界30か国以上の銀行や金融機関などを狙って、サイバー攻撃を仕掛け、多額の現金を盗んだ可能性が高いことを明らかにしました。 それによりますと、バングラデシュ中央銀行のケースでは、マルウエア=有害なソフトウエアが仕込まれたメールが職員に送られ、感染した銀行内のコンピューターシステムを通じて、偽の送金依頼が行われた結果、8100万ドル(日本円で90億円以上)がフィリピンに送金され、犯行グループがその一部を手にしたと見られています。 このマルウエアをシマンテックが分析したところ、使用され
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