年金改革に反対するデモ参加者に燃やされた市庁舎の扉。仏ボルドーで(2023年3月24日撮影)。(c)ROMAIN PERROCHEAU / AFP 【4月5日 AFP】仏南西部ボルドー(Bordeaux)のピエール・ユルミック(Pierre Hurmic)市長は4日、年金改革に反対するデモの最中に放火され黒焦げになった市役所の木造扉の扱いについて、オンライン住民投票を実施して決める考えを示した。 フランスでは先月、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)政権が年金改革法案を強行採択したのを受けて抗議行動が激化した。 ユルミック市長は市議会で燃やされた扉について、元通りに修復、焼けた部分を残しながら修理、現代的なドアに取り替え、の3案を提示。取り替える場合の新デザインに関してはコンペ方式を採用すると説明した。 市長は「市役所の扉をどうするかは市民が決めるべきだ」と述べた。ただ