1985年に六本木の芋洗い坂から始まった「レイジー」の歴史。その後、乃木坂を経るが、現在の銀座一丁目でイタリアン・ダイニング「銀座 レイジー」の看板を掲げてからも、すでに十数年の歳月が経つ。六本木でオープンした頃は、バブル期の真っ只中。しかし、時代も世相も変わり、店の場所が変わっても「レイジー」に通い続けてくれる常連客が多いという。その理由のひとつに、変わらない料理の味がある。「味が変わらないのはシェフがずっと変わらないからです」とオーナーの一戸希一さん。80年代に一斉を風靡した地中海料理の名店「ビストロ イエール」で修行したシェフの石川隆夫さんとは、六本木で開店して以来のコンビなのだ。 銀座 レイジー GINZA LAZY 24:00 L.O. たまらなく恋しくなる老舗の変わらぬ味 メニューを見ると、前菜からパスタ、メイン、そのほか、本日のおすすめだけでも約30品と、うれしくなるほど料理