世界でもっとも大きなデザインのお祭り、ミラノ・デザインウィーク2018が、4月17日から22日にかけて開催された。 ミラノは美食や服飾の街として知られているけれど、もうひとつ工業がさかんで、デザインは1950年代からこの都市の強みのひとつなのだ。 サローネと通称される家具の見本市から始まったが、昨今はフオリ・サローネと呼ばれ市内で展開されるインスタレーション(空間を使った展示)が話題を呼ぶことが多い。 なかでもミラノ・デザインウィークといえばLEXUSの存在を抜きにしては語れない。2005年に初参加していらい、凝った内容と大がかりな仕掛けで来訪者を楽しませてくれている。 どこでインスタレーションを行うか。それもLEXUSにまつわる大きな興味である。2018年、LEXUSが選んだのはレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館内「カヴァッレリッツェ」。 ここは飛行機や蒸気機関車、それに潜水