トランプ米大統領は29日、米ニュースサイト「アクシオス」のインタビューで、米国生まれでも親が米国の市民権を持たない子どもには、市民権を与えないようにする大統領令を検討していると明かした。移民を抑制する狙いがあるが、実際に実行すれば米国生まれの子には自動的に国籍が与えられる「出生地主義」が転換する可能性がある。 ただ、憲法の市民の定義を大きく変えるもので、論争を呼びそうだ。 トランプ氏は「我が国は、米国にやってきて子どもを産めば、その子は基本的に、すべての恩恵を得られる市民になる。バカげている。終わらせなければならない」と語った。 トランプ氏は議会による法改正ではなく、大統領の権限でできる大統領令に署名することを検討していることも明らかにした。 アクシオスは「トランプ氏に…
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