本稿は2013年7月27日(土)、下北沢B&Bで行われたトークイベント「どうすれば重版するのか?」をテキスト化したものです。語り手はゲームクリエイターで著書も多数ある米光一成さんと、ライターの大山くまおです。 タイトルは「どうすれば重版するのか?」になっていますが、「なぜ売れている本を重版しないのか?」「なぜ重版しなければいけないのか?」「知っているようで知らない重版のヒミツ」というタイトルでもよかったと思います。つまり「重版」ということについて考えをめぐらす内容です。 重版をめざしている著者、これから本を出してみたい書き手、版元の編集者、営業マンなどはぜひご一読ください。異論、反論、そして重版に向けての建設的な意見などはコメント欄などにお書きいただけると幸いです。あまり大っぴらに語られることのない「重版」についての活発な議論を期待しております。 当初「電書カプセル」にて販売していたものを