百貨店大手「そごう・西武」の売却計画を巡り、ストライキ権を確立したと公表するそごう・西武労組の寺岡泰博委員長=東京都千代田区で2023年7月25日午後4時14分、宮本明登撮影 セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の百貨店大手「そごう・西武」の売却計画を巡り、そごう・西武労働組合(寺岡泰博委員長)は25日、組合員の9割超の賛成でストライキ権を確立したと公表した。執行部の判断でいつでもストができる状態になり、労組はスト実施を視野に入れながら経営側と交渉できるようになった。 大規模百貨店でのスト実施となれば、1957年の岩田屋(福岡市、現・岩田屋三越)以来66年ぶりとみられる。労使交渉の行方に注目が集まりそうだ。