先月亡くなった加藤紘一元自民党幹事長のお別れの会が、地元の山形県鶴岡市で営まれ、政界関係者や地元の支援者などが別れを惜しみました。 最初に、自民党山形県連の会長を務める遠藤前オリンピック・パラリンピック担当大臣が「加藤先生は政界の中枢で保守政治の王道を貫き、時には孤高を恐れず、正義を貫く精神性は、自民党にとどまらず日本政治全体に大きな影響を与えた」と弔辞を述べました。 また、加藤氏の秘書を務めた経験もある中谷前防衛大臣は「政治家は、真実一路、信念をもって筋を通して人を動かし、世の中を変えていくものだということを教えていただいた」と故人をしのびました。 このあと、遺族を代表して三女の加藤鮎子衆議院議員が「『地域に根ざした保守』という父の遺志を受け継ぎ、国や地域のために汗をかいていくことをお誓い申し上げたい」とあいさつしました。 参列者は、祭壇に掲げられた加藤氏の遺影の前で、花を手向け、手を合