広島市と長崎市はそれぞれスマホゲーム「ポケモンGO」について、原爆死没者を慰霊する平和記念公園と平和公園からゲーム内の施設を削除するよう、運営開発の米ナイアンティック社に要請しました。広島市は「参拝客や平和目的の観光客に配慮するため」、長崎市は「スマホ歩きなどによる事故を防ぐため」としています。 「ポケモンGO」は現実世界を歩くことでスマホ画面上に現れるポケモンを集めるゲーム。神社や公園など現実の施設が、ゲームのアイテムをゲットできる「ポケストップ」やバトルが楽しめる「ジム」に設定されており、プレイヤーたちは実際に近づいてゲーム内で利用します。 広島市の企画調整課と緑政課によると、平和記念公園では「原爆の子の像」や「原爆死没者慰霊碑」など数十カ所がポケストップやジムに設定されているとのこと。市は7月26日にメールで、8月6日までに平和記念公園およびその中の施設から「ポケモンGO」のポケモン