淋しい世の中、悲しい時代だと思えたよ。 日本列島に、見たことも無いような豪雨が降り続いている。 ずぶ濡れの孤独な女子高生 子供を本気で泣かせるなよ 心に微かに残ればそれでいい あとがき ずぶ濡れの孤独な女子高生 私用で嫁と出かけ、偶然立ち寄った LAWSON 外は、非常に強い横なぐりの雨が降っていた。どしゃぶりだ。 ホットコーヒーを注文してレジで会計を済ませている時に、雨に打たれ、ずぶ濡れになっている女子高生が店内に入ってきた。 学校指定と思われる緑色の体操服を着て、少しくたびれた100均のビニール傘を引きずっている。 休日にNikeやAdidasのジャージではなく、学校の体操着を着ている高校生。今どきの珍しい姿に少し戸惑った。 「〇〇高校の道を教えて下さい。」ずぶ濡れの女子高生がLAWSONの店員に聞いている。 「目の前の道を真っ直ぐ行けば、看板が見えてくるけど、未だ10km程先ですよ。