行政刷新会議の11日の事業仕分けで、漢方薬が湿布やビタミン剤などと共に保険適用を除外するかどうか検討され、ほとんど議論のないまま全体としては除外する方向でまとまった。まだ漢方薬が保険から外されると決まったわけではないが、関係する医師や患者らが危機感を募らせ署名活動を始めた。(川口恭) 呼びかけ文は以下の通り。 平成21年11月20日 漢方を健康保険で使えるように署名のお願い NPO健康医療開発機構 理事長 武藤徹一郎 社団法人 日本東洋医学会 会長 寺澤 捷年 日本臨床漢方医会 理事長 石川 友章 医療志民の会 共同事務局長 木戸寛孝 11月11日(水)の行政刷新会議事業仕分け作業の結果、一般用薬類似医薬品(OTC類似薬)(漢方・ビタミン・湿布薬)を保険給付からはずすという財務省案にワーキング・グループ15名のうち11名が賛成しました。 この議論は長年自民党政権時代に政府ならびに財務省