アクセサリーの値上げ、ファームウェアのバージョンアップと、緊急レポートが2回続いて予定していた順番に狂いが生じたが、最後のレポートとなる今回は、懸案になっていた旧レンズを組み合わせたときの「露出」をテーマにとり上げてみたい。 これまでMFレンズを使った作例を何回か掲載しているが、これらの作例の中に、どう見ても露出補正が必要な条件とは思えないのに、撮影データを見ると露出補正を使ったものが数多く含まれていた。この理由を説明し出すと、かなり長くなってしまうので、敢えて解説を避けてきたが、この機会に掘り下げてみたいと思う。 最近ペンタックスのホームページに、交換レンズとデジタルカメラの適合表が掲載された。この表は、「レンズ別露出モード適合表」と「マウント別機能対応表」に分かれ、ペンタックスがこれまで発売してきた交換レンズをデジタルカメラに組み合わせたときに使える機能が詳しく示されている。「レンズの
【注意】スクリーン固定式のカメラでは、スクリーンを外す作業を行なって故障させるとメーカー保証は効かなくなります。スクリーンの交換を行なう場合は、付属のマニュアルに従ってユーザーの自己責任で注意してください。万が一、キズ、故障、破損などのトラブルが発生しても、一切の問題についてその責任を米Katz Eye Optics、デジカメWatch編集部、筆者は負いませんのでご了解ください。 米Katz Eye Opticsファインダースクリーン。左手前がD2Xのオリジナルのスクリーン。右奥がKatz Eye。中央にスプリットがあるのがわかるだろう? スプリットイメージやマイクロプリズムの入ったファインダースクリーン(略して「スプリットマイクロ」)をご存知だろうか。マニュアルフォーカスのフィルム一眼レフでは標準的だった、画面中央で左右や上下の像の重なり具合を見ながらピント合わせを行なった、あのスクリー
ペンタックスから2月22日に発売された、普及型の防塵防滴モデルが「K200D」です。防塵防滴といえば中級機、むしろ上級機に搭載される機能ですが、10万円を下回る価格帯のボディに搭載されたのは、デジタル一眼レフカメラとしては初めてのことです。ただペンタックスの防塵防滴レンズは、安くても10万円以上するため、トータルで低価格の防塵防滴システムとはならないところが、惜しいところでしょうか。 撮像素子は有効約1,020万画素のCCD。素子サイズ23.5×15.7mm、最大記録画素数3,872×2,592ピクセル、感度はISO100~1600といった仕様は、従来機の中級モデル「K10D」と全く同じ。防塵防滴であることも共通しています。上位にK200Dと同時発表の「K20D」が存在し、さらに下位機種の既存モデル「K100D Super」は併売なので、ある意味これは「K10Dを低価格化して置き換えた機種
今回使用したレンズ。左からsmc PENTAX FA★ 80-200mm F2.8 ED(IF)と同FAズーム 28-80mm F3.5-4.7 K10DのレンズマウントはペンタックスKAF2。従来のKAFマウントとの違いは、電源接点が付いたことだ。本来この接点は、フィルムカメラのZシリーズのときにパワーズームに電力を供給するために考案されたものだ。 パワーズームはズームリングを指先でわずかに動かすだけでモーターの力によってズームが作動。リングの回転角を変化させるとズーミングのスピードが3段階に変化する。リングを手前に引けば手動ズームに切り替えることも可能。さらに、インテリジェントズームと名付けられた独自の機能を装備していた。インテリジェントズームの機能は以下の3つだ。 1.ズームクリップ 予め任意の焦点距離を設定しておくと、レンズ側のボタンを押すだけで、その焦点距離にズーミングする機能。
リコーCX1はRシリーズの後継機で、最大の改良点は撮像素子がCCDからCMOSになったこと。連写性能がアップしただけでなく、これを利用したダイナミックレンジダブルショットモード(以下DRと表記)などの新機能が加わり、魅力的なカメラに生まれ変わった。 外観デザインは、Rシリーズを踏襲しているが、前面グリップ部を金属製に変更。実際に手にしたときの感触が硬質で、部材の遊びによるきしみもない。まるで金属の塊を手にしたような印象を受ける。別の言い方をすればソリッド感に溢れたといった作りで、非常に高級感がある。また背面にラバー製の部材を追加し、ホールディング性を高めている。ボディカラーはシルバーとブラックに加えCaplio(キャプリオ)の時代に存在したシャンパンロゼというピンク系のメタルカラーも復活した。 レンズはR10と同じズーム比7.1倍のズームレンズを搭載。画角は35mm判の28~200mmに相
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