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ブックマーク / number.bunshun.jp (10)

  • 「ウソだろ…」藤井聡太が“1対99”から大逆転、渡辺明は頭を抱え…“衝撃の王位戦”現地で何が起きていたのか「報道陣は“渡辺勝利”で待機していた」(いしかわごう)

    7月6日から7日にかけて愛知県・徳川園で行われた将棋の第65期王位戦第1局。藤井聡太王位(七冠)と挑戦者の渡辺明九段による対局は、千日手指し直しの末、想像をはるかに超える激闘となり……。“灼熱の名古屋決戦”を現地取材した記者が観戦記を寄せた。(全3回の3回目/#1、#2へ) 「詰みなんじゃないか」敗戦の覚悟を決めていた藤井聡太 王位戦第1局、指し直しの86手目。 藤井聡太王位は攻撃の切り札である龍を捨てて、渡辺明九段の陣形を乱しに行った。リスクを覚悟した上で敢行した、王者の踏み込みだった。 やや想定外のタイミングだったのだろう。詰むか否かのスリリングな攻防を余儀なくされたことは、持ち時間が尽きかけていた挑戦者の渡辺に小さくない動揺を与えたようだった。

    「ウソだろ…」藤井聡太が“1対99”から大逆転、渡辺明は頭を抱え…“衝撃の王位戦”現地で何が起きていたのか「報道陣は“渡辺勝利”で待機していた」(いしかわごう)
    mfluder
    mfluder 2024/07/14
    唐突に入ってくる「ジュビロ磐田対川崎フロンターレ」の描写。これは何なんだ…。いらないだろ…。
  • 「今から行って、お前らをぶち殺す」会長の自殺、師匠・力道山の急死、突然のボクサー引退…“アントニオ猪木の同門レスラー”波乱万丈の人生(細田昌志)

    「よく憶えてないけど、とにかく無我夢中でやったんだ。仲間の前でみっともない試合は出来なかったし、何より師匠(力道山)も観に来ていて、最前列に座っていた。『こりゃ下手な試合は出来ない』って緊張したな。だって、つまんない試合をしたらぶん殴られるからね。プロレスの試合でもそうなんだ。師匠は、少しでも選手の気合が入ってなければ、試合中でも構わずに、ずかずかリングに入っていって、選手をボコボコに殴る。当の話だよ。場内騒然だよ。信じられないだろう。だから、ボクシングでも同じことが起きないとも限らないと思ってさ。対戦相手よりそっちがおっかなかったくらい」 試合は白熱したものとなった。1R開始早々に右ストレートでダウンを奪った琴音だが、その後は気ばかりが焦り、大振りが目立った。逆に対戦相手のジャブを被弾し続け、思うように攻められず、ダメージは蓄積していく。そして3R、琴音が起死回生のストレートを放ったと

    「今から行って、お前らをぶち殺す」会長の自殺、師匠・力道山の急死、突然のボクサー引退…“アントニオ猪木の同門レスラー”波乱万丈の人生(細田昌志)
  • 「おい、張本おれへんのか」“大阪で一番ケンカが強い”張本勲との決闘未遂…大阪のヤンチャな高校生がアントニオ猪木と同門レスラーになった日(細田昌志)

    この頃「大阪で一番喧嘩が強い」と呼ばれたのが、浪華商業高校の野球部で名を馳せていた張勲(現・野球解説者)だった。梅田の駅前で浪商の生徒を見かけると「おい、張はおれへんのか」と片っ端から声をかけた。

    「おい、張本おれへんのか」“大阪で一番ケンカが強い”張本勲との決闘未遂…大阪のヤンチャな高校生がアントニオ猪木と同門レスラーになった日(細田昌志)
  • “ウクライナ生まれ”のヒョードルが「私の故郷はロシア」と語った理由…ワリエワらを輩出した「サンボ70」指導者の差別発言も (布施鋼治)

    PRIDEデビュー時のヒョードル「私の国籍はロシアです」 日人などひとりも住んでいない同地に、私は3度も足を運んだ。そこは、日でも絶大なる人気を誇るエメリヤーエンコ・ヒョードルが育ち、当時住んでいた町でもあった。ペレストロイカ(社会主義体制崩壊に至った、ロシアの経済改革運動)から10年余り、ロシアがようやく落ち着いてきた穏やかで平和な時代だった。 ヒョードルのPRIDEデビューは2002年6月23日の『PRIDE.21』だった。ちょうど20年前の話になるが、試合直前に一悶着があった。「ヒョードルが国籍のことで怒っている」という話を耳にした、PRIDEの広報を務めていた笹原圭一氏(現・RIZIN広報事業部長)が慌てて駆けつけると、ヒョードルは「私の国籍はロシアです」と訴えてきた。手にした大会パンフレットで彼の国籍はウクライナと記されていた。 「実際に会ったときには怒っていたというより、す

    “ウクライナ生まれ”のヒョードルが「私の故郷はロシア」と語った理由…ワリエワらを輩出した「サンボ70」指導者の差別発言も (布施鋼治)
  • 1987年、ジャンボ鶴田をキレさせ怪物にした男 「口から血が出て人相が変わって。『これは、やべえ』と思ってね(笑)」――2021上半期 BEST5(堀江ガンツ)

    かつて全日プロレスで“完全無欠のエース”と呼ばれたジャンボ鶴田が49歳の若さで亡くなってから21年。今年も全日の6.26大田区総合体育館大会で、「ジャンボ鶴田メモリアルマッチ」が行われる(当初5月16日に開催予定の大会が緊急事態宣言延長により日程変更)。 旧・大田区体育館は、1989年4月18日に鶴田がスタン・ハンセンを破り、インターナショナル、PWF、UNのヘビー級三冠統一をはたした縁のある会場。来年、創立50周年を迎える全日では、この大会に「2021 Champions Night~三冠統一の地から50周年への飛翔~」というタイトルをつけており、団体としても鶴田のメモリアルを大事にしていることがうかがえる。 天龍革命は“眠れる怪物”を覚醒させた ジャンボ鶴田は、1972年のミュンヘンオリンピックにグレコローマンレスリング100kg超級日本代表として出場後、旗揚げ間もない全日プロ

    1987年、ジャンボ鶴田をキレさせ怪物にした男 「口から血が出て人相が変わって。『これは、やべえ』と思ってね(笑)」――2021上半期 BEST5(堀江ガンツ)
  • 甲子園の真逆をやるべき? アメリカから見た日本スポーツの育成の問題点「10点差で勝ったら怒られる」(高木遊)

    若林氏は競技人口や競技施設を効率的に配置し、最適化された競技環境を構築する『競技構造』という概念を考案、研究している。筑波大学大学院体育科学研究科を修了した後、アイスホッケーのプロコーチとしてUSA Hockeyコーチ・ライセンスの最高位であるLevel 5(マスターコーチ)を取得。HC日光アイスバックス(現・H.C.栃木日光アイスバックス)、北米、トルコ、香港(女子代表監督)で指導を行い、2015年にアメリカ移住し、アイスホッケーの世界最高峰リーグNHLのアリゾナ・コヨーテズのユースチームを経て現在アリゾナJrサンデビルズのゴールテンディングディレクターを務めている。 今回、ユース年代スポーツの問題点や国内外の実情、そして若林氏が掲げる「競技構造改革」の必要性を訊いた。 「運営」がプロにならなければならない ――海外から見て、日のスポーツはガラパゴス化していると感じますか? アメリカ

    甲子園の真逆をやるべき? アメリカから見た日本スポーツの育成の問題点「10点差で勝ったら怒られる」(高木遊)
    mfluder
    mfluder 2020/12/12
    "スウェーデンのアイスホッケーは12歳以下の大会でスコアをつけることはあっても、それを発表することは禁止です。それはやはり“大人が狂うから”""スポーツで大切なことは、子どもを辞めさせないことです"
  • 「タダ券は絶対に配らない」J2ファジアーノ岡山の流儀。(松本宣昭)

    いかにしてお客さんを増やすか。 飲店や小売業と同じく、Jリーグクラブの経営者も、常にこのことに頭を悩ませている。観戦チケット代だけでなく、来場者がスタジアムで使う飲代やグッズの売り上げはクラブの収入に直結し、それがチームの強化費につながるからだ。単に入場者の「数」を増やすことを目指すならば、“手っ取り早い”方法がある。 タダ券を配ればいい。 これをすれば、間違いなく入場者は増える。無料で招待するわけだから、もちろんチケット収入はないが、無料入場者でもスタジアムでの飲やグッズ購入にはお金を使うし、彼らが生観戦の魅力にハマり、リピーターとなれば、次はチケットを買ってくれる可能性もある。 親企業を持つクラブならば、無料招待券を自社の顧客サービスに使うこともできる。プロ野球の球団を傘下に持つ新聞社が、新規購読者を勧誘する際にスタジアムへの無料招待券を配るのは、わかりやすい例だ。サッカー界でも

    「タダ券は絶対に配らない」J2ファジアーノ岡山の流儀。(松本宣昭)
  • Jの劇的な試合日程は、こう作られる。ドラマを生む「新・日程くん」に迫る!(飯尾篤史)

    広島の2連覇をさらに劇的なものにした1つの要因に、最終節が上位6チーム同士の対戦となった日程にあったことは間違いない。 サンフレッチェ広島の逆転優勝で幕を閉じた2013年のJ1リーグ。このドラマチックなエンディングにひと役買ったのが、絶妙な試合日程だった。 最終節の対戦カードは、横浜F・マリノス(首位)vs.川崎フロンターレ(5位)、広島(2位)vs.鹿島アントラーズ(3位)、浦和レッズ(4位)vs.セレッソ大阪(6位)。優勝とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を争う上位6チームの直接対決となっていた。 カシマスタジアムで広島の選手たちが歓喜に沸いている頃、等々力陸上競技場では横浜FMの優勝を阻んだ川崎が3位に浮上。これまた逆転でACL出場権を獲得し、喜びを爆発させていた。 この神がかり的なマッチスケジュールを組んだのは、「Jリーグマッチスケジューラー」、通称「日程くん」と呼ばれる

    Jの劇的な試合日程は、こう作られる。ドラマを生む「新・日程くん」に迫る!(飯尾篤史)
  • シャムスカ体制の「誤算」を考える。土台なきジュビロが陥ったJ2の罠。(寺野典子)

    2009年の大分時代から、5年ぶりのJリーグ復帰だったシャムスカ監督。J1復帰は至上命題だったが、ジュビロの命運はプレーオフにに委ねられることが濃厚だ。 9月25日、J2ジュビロ磐田はシャムスカ監督を解任し、新たにチームOBの名波浩氏の監督就任を発表した。 今季は元日本代表のMF松井大輔をはじめ、神戸からFWポポ、G大阪からはGK藤ヶ谷陽介を獲得し、前田遼一、駒野友一、伊野波雅彦も残留。かつて大分で“シャムスカマジック”旋風を起こしたペリクレス・シャムスカ監督を招へいし、開幕前に磐田は優勝候補と目されていた。 前半戦を終えた時点で13勝4分4敗で2位。独走する湘南との勝ち点は大きく開き、3位の松山雅とは同勝ち点で、得失点差でリードしているにすぎなかった。第33節の水戸戦で1-4と大敗し、後半戦はこれで3勝4分5敗。2位を奪われた松山雅には、すでに8もの勝ち点差をつけられた。 J2リーグ

    シャムスカ体制の「誤算」を考える。土台なきジュビロが陥ったJ2の罠。(寺野典子)
  • 済美・安楽の熱投が問いかけたもの。高校野球における「勝利」と「将来」。(氏原英明)

    決勝戦6回裏が終わった時の安楽と上甲監督。監督から労いの言葉をかけられるも、流れる涙を抑えきれなかった安楽。 決勝戦の5回終了後のことだった。 済美(愛媛)の上甲正典監督は、エースの安楽智大に続投の意思を尋ねた。5回裏に一気に7失点。3連投の疲れからストレートが走らず、心身ともに疲弊しきっている様子がうかがえたからだった。 だが、エースはかぶりを振った。 そして6回裏、安楽は続投し2点を失う。普段ならベースカバーを怠らないはずの男が、それすらも忘れてしまっていたことは彼の限界を表していた。女房役の捕手・金子昂平が言う。 「5回はミスもあったし、安楽の集中力が切れていました。(大会を通じて)僕たちがもっと助けてあげなければいけなかった。当に疲れていたと思います。3回戦の済々黌(熊)戦から来の安楽ではなかったです」 2年生エースは7回から一塁の守備に回り、8回にはベンチに退いた。 安楽の

    済美・安楽の熱投が問いかけたもの。高校野球における「勝利」と「将来」。(氏原英明)
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