はるな型護衛艦(はるながたごえいかん、英語: Haruna-class destroyer)は、海上自衛隊の護衛艦の艦級。8艦6機体制の護衛隊群の航空中枢となるヘリコプター搭載護衛艦(DDH)として、第3次防衛力整備計画中の昭和43・45年度計画で各1隻が建造された[1]。ネームシップの建造単価は約91億円であった[2]。 1980年代後半には大規模なFRAM改修も行われ、8艦8機体制の時代に入っても、引き続き護衛隊群の旗艦として活躍した。その後、老朽化に伴ってそれぞれ2009年と2011年に除籍され、ひゅうが型(16/18DDH)と交代する形で退役した[3]。 来歴[編集] 加海軍サン・ローラン級駆逐艦。ベアトラップ・システムにより、小型ながらシーキングの運用に対応した。 海上自衛隊では、その創設以前から洋上航空兵力の再取得を志向していた。警備隊の創設期にあたる1954年4月には、対潜掃